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>>過去のマルタケ

 あっという間に、今年も年末がやって来た。この一年を振り返っても、これと言った出来事を探すのが難しいくらい、単調で変化の無い高齢者の生活である。

 あえて一つ挙げるなら、次女が里帰り出産で、6月の末から3ヶ月間滞在した事。2歳の孫娘Mちゃんと一緒に過ごしたのだが、この日々は楽しかった。8月21日に、無事次女を出産した。これで我が家の孫は5人となったが、そのうち4人は女の子である。

 このニュースだけで終わってしまってはちょっと寂しいので、いくつかの事に関して過去の振り返りをしてみたい。

 教会は、2013年11月から通い始め、2016年3月27日に洗礼を受けた。つまりキリスト教徒になってから、そろそろ10年が経とうとしている。

 象嵌作品の製作は、2014年の木工展で伝統工芸作家の北原氏から手ほどきを受け、その後自分なりの工夫を凝らして現在に至っている。培ってきた技術を生かして、登山者向けの土産品を創作し、燕山荘に納めたのが2022年の4月。それがヒット商品となり、今年まで4シーズン連続して納入をした。納めた数は累計で約1400ヶ。私としては、ちょっと驚くような値になっている。

 蕎麦打ちは、2012年の秋から地域の旦那衆で蕎麦会を行うようになり、その中でソバ打ちの技を少しずつ身に付けた。そのうちに本腰を入れて取り組みたくなり、2020年の12月に自前の道具を手に入れた。それ以来、多い時は年に100回ほど自宅で蕎麦を打った。まだまだ未熟だと自分では思うが、食べて貰った人々は一様に褒めてくれる。ご近所の中には、「木工屋を辞めて蕎麦屋を始めた方が良いんじゃないか」などとおっしゃる人もいた。

 南米楽器のチャランゴは、2017年の9月から始めた。いままで色々な楽器に手を出してきたが、チャランゴはかなり気に入った部類に入る。レッスンを受けている先生から誘われて、2024年の2月からライブ演奏に加えて貰うようになった。これまで7回のライブに参加したが、これはなかなか興味深い体験の連続であった。

 教会員に三郷のリンゴ農園のオーナーがいて、その方から頼まれてリンゴ園の繁忙期のアルバイトをするようになったのは、2023年の4月から。以来3シーズン、春の摘花、秋の収穫など、年間で50日ほど作業をしてきた。今年はカミさんも、半日だが参加するようになった。夫婦とも、オーナーから気に入られているようで、この関係は来年以降も続くと思われる。

 過去の振り返りと言っても、自分で過去の経緯を確認したかっただけ。それでも、こうして見ると、それぞれの事について「もうこんなに経っているのか」と、年月の過ぎ方の早さをあらためて感じた。