木工家具作家の中には、ほとんど全く図面というものを描かない人もいるようだが、私は図面を描いて寸法を押さえないと、仕事が前に進まない。それは若い頃から理科系の世界で育ってきた私の習い性であろうか。

 この写真は、椅子の原寸図を描いているところである。普段は傾けて使っている製図台を、原寸図を描くときには水平にする。この製図台も、私の初期の作品である。

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