現在、WINDOWS-2000をインストールするPCとなると、 あらかじめXPが入っているPCに追加となる。 まず一番最初にやっておく事…それは、 あらかじめXPの「ntldr」「NTDETECT.COM」「bootfont.bin」を必ずバックアップしておく事。 ただし、この3つのファイルは通常設定では表示されない様になっている。 これらのファイルを表示させるには、 1.「プログラム」→「アクセサリ」→「エクスプローラ」を開き、 2.「ツール」→「フォルダオプション」→「表示」 3.ここから、「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックマーク、 「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」に付いているチェックマークをはずす。 3つのファイルをバックアップ後、WIN-2000のCDを入れて電源ONし、CD-bootを選択すれば、 自動的にインストールが作業が始まる。 ココで気をつけたいのは、WIN-XPと同じパーテーションにインストールするのではなく、 WIN-XPがCドライブなら、隣のDドライブにインストール先を指定する。 WIN-2000とXPでは、「Program files」のフォルダ共有ができない為と、 後々メンテが必要な際に、別パーテーションに入れた方が都合がよいからだ。 (既にDドライブに違うOSが入っているなら、Eドライブでもよい) インストールが終了した際、ここで最初の問題が発生する。 元々入っていたCドライブのWIN-XPが起動できなくなり、 Dドライブに追加したWIN-2000だけが起動する様になってしまう。 これは、CドライブのXP起動ファイル(=ntldr)が、WIN-2000によって書き換えられてしまった事による。 新しいOSに対し、古いOSを追加した為、新しいOSが起動できなくなったという事。 (古いOSに新しいOSを追加する際には起こらない現象) これをクリアしなくてはいけない。 ココで、上記でバックアップをとっておいた3つのファイルが必要になってくるのだ。 起動したWIN-2000の、「プログラム」→「アクセサリ」→「エクスプローラ」を開き、 バックアップしていた XPの「ntldr」「NTDETECT.COM」「bootfont.bin」の3つを、 XPの入ってるパーテーション(=Cドライブ)に再度、上書き保存をかける。 これで再起動をした際、以後毎回、最初に黒画面(=DOS画面)で OS を選択できる様になる。 |
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