昨日本日   J 


   通常の殺菌といえば沸騰熱処理…となるのですが、放射能汚染物の場合は、たとえ微量でも熱処理は何の効果もないそうです。
   ただし、「きちんと水洗いする事によって、放射能は1/10程度にまで落ちる」と何人もの専門学者がTVラジオで言ってるので、
   パニックなどならず落ち着いて、それを信用しましょう!
   
   ただ願わくば、ノーカット生放送で、
   「洗う前の放射能数値を測り、実際に洗い方を実演し、その直後の数値測定…」
   ここまで通しのパフォーマンスはして欲しいよな〜。
   更に、洗う時に手袋をする必要があるのか素手でもいいのか、洗った後のシンクの放射能残留の処理、
   洗い流され下水に行った放射性物質の処理はどう対応するのか…とかもあるじゃんね〜。
   世間一般が知りたいのは、そういう生活密着部分もなんだが、政治屋さん達は全く理解出来てないらしい。     2011/03/27


 まず、買って来たホウレン草を洗います。

 この際まず、この様に持ち、根元を水道放水にあてながら、
 もう片方の手で、腹の指でこする様に洗って
 根元や茎に残っている土を落としていきます。

 流水じゃ水がもったいない…と思う方は、ボールに水を貯め、
 そこに根&茎部分を入れて同じ様に、こすって洗っていきます。
 どちらも、タワシで洗っては駄目です。ホウレン草の繊維が傷つきますので。

 ほんの微細な土がもし、残ってたとしても、
 それが体内に入ったからといって、人は駄目になる程ヤワではありません(笑)

 *放射能に微量汚染されてる場合には、
  水はもったいないですが、必ず流水で丁寧に洗い流す様にして下さい。

 根部分が洗い終わったら、次は葉の部分です。

 まずは、この様に根の部分を束ねて持ち、水を貯めたボールに、
 ユッサユッサ軽く押し付けては引く…雰囲気で洗います。
 次に、葉の部分に掌をあて、何度か押し洗いします。

 この時も、水はもったいないですが、ボールに流水は入れ続けておきます。
 流水はドバドバでなく、
 「ボールの中で水が対流し、かつ溢れ出ていく程度」で充分です。

 個人的には、コレだけで良いと思ってますが、心配な方は更に、
 その後、軽く葉を撫でる程度にこすって洗っておきましょう。

 *放射能に微量汚染されてる場合には、水はもったいないですが、
  葉も撫で落とす程度の力で十分らしいので、必ず流水にて、丁寧に洗い流す様にして下さい。





 洗い終わったら、別の大き目のボール、あるいは余ってるフライパンでも可、
 そこに待機させておきます。

 その理由は、次に明記しておきます。
 大き目の鍋に多量の水を沸騰させます。

 沸騰するまではソコソコ時間がかかるので、手際の良い方は、
 ホウレン草洗いにかかる直前にやっておくと効率的です。

 で、沸騰した大鍋にホウレン草を、根の部分を下にして入れていきます。

 ここで、洗ったホウレン草を大きめのボールに待機させた理由。
 シンクとレンジの距離が離れている場合、入れる効率が悪いからです。
 ホウレン草を茹でるのには、茹で時間が勝負なので、
 ボウル…またはフライパンを大鍋の隣に持って行き、
 手際よくサクサクと入れていきます。

 一度に茹で入れる本数としては、鍋の大きさにもよりますが、
 胴厚の直径=24cmならば、4〜5本程度が個人的な目安。
 余って出た葉の部分は、菜箸で優しく湯に浸し入れてあげます。






 入れた本数や、ホウレン草の発育具合、
 好みや予定用途によって茹で時間も多少変わりますが、
 お浸し程度なら1分程度、
 冷凍保存後の再使用なら、もう少し短めに茹であげます。

 100円均で売ってるキッチン・タイマー、非常に重宝しますよ(笑)






 茹で上げの際、個人的には、湯こぼれの防止対策として、
 ザルの下に皿を引き、大鍋の近くで効率よく湯上げしてます。





 新たに水を張ったボウルに、茹で上げたホウレン草を浸します。

 茹で上げから冷やしは、なるだけ短時間に行います。
 そうする事によって、ホウレン草の繊維も締まります。

 冷やし終了後、写真の様に根元から束ねていき、
 もう片方の手で、根元側から葉先の方向へ、
 順々に優しくホウレン草を握っていき、
 内部に含んだ水を絞っていきます。

 この水絞りはユックリ、丁寧・確実に行って下さい。
 すぐ食するなら問題は無いのですが、冷蔵保存の場合、
 きちんとやってないと水腐りの原因にもなります。
 (冷凍保存の場合は、程ほど程度で大丈夫です)

 また、せっかちに強く握り出しすると、
 葉の繊維部分がボロボロになり、食感も減退するので注意しましょう。

     実は… 自分もこの部分が下手クソだったりします…(笑)






 絞ったホウレン草を、写真の様に、まな板に並べていきます。






 今回は冷凍保存用… という事で、写真の様に各1/2の長さに。




 ラップフィルムで、ブロックごとに包んでいきます。

 ラップ幅は、30cmのものが容易に包み込めます。

 包み方は、まず長い方の部分を折り曲げ、
 次いで巻き寿司の様に巻いていきます。




 今回は2リットル・タッパーにまとめて、冷凍室へ。

 再使用の際は、取り出して冷蔵室での解凍でもいいですし、
 外気で自然解凍後、用途の大きさに切って使用でもいいですね。
 調理の際に、冷凍のままで直接火にかけて調理でもOKです。

 ちなみに冷凍保存しておけば、3週間程度でも保存できます。






 入りきらなかった1ブロック、3つ切にして即、酒のつまみに…(笑)

 「減塩醤油」大さじ4にて、美味しく頂きました〜(笑)