FOSTEX MODEL-80 電源基盤について


電解コンデンサー
C1 = 50V・4700μF <\660/1個>
C3 = 35V・3300μF <\220/1個>
C5 = 63V・2200μF <\450/1個>

セラミック・コンデンサー
C2 = ?
C4 = ?
C6 = ?


ブリッジ・ダイオード (=スタック・ダイオード)
D1 = GI-2W02 (200V-2.0A) <\100/1個>
D2 = GI-W02 (200V-1.5A) <\50/1個>
D3 = GI-W02 (200V-1.5A) <\50/1個>

ヒューズ
H1 = 250V・4A <\25/1個>
H2 = 250V・2A <\25/1個>
H3 = 250V・2A <\25/1個>

パーツの値段は東京・秋葉原での最安値の価格 
                (千石電商その他 2010/8 現在)

    メカが動作しない電気系トラブルの、一番の原因として考えられるのが、この整流基盤のブリッジ・ダイオード。
    交流電源を直流に変換する役目を担っており、電解コンデンサとのペアで整流回路となる。
    MODEL-80の場合、3系統の電源を得られる様になっている。(前モデルの A8 は4系統)

    尚、ヒューズが飛んだ場合、設計以上の電流が流れたという事であり、
    単純にヒューズ交換するより整流パーツを見直す必要がある。
    
C1・C2・D1 ブロックが駄目になった場合の症状
リールブレーキ回路は動くが、リール台は両方とも回転しない。
C3・C4・D2 ブロックが駄目になった場合の症状
キャプスタンの回転が波打ち状態に不規則。早送り・巻き戻しが動作しない。
C5・C6・D3 ブロックが駄目になった場合の症状
キャプスタンが回らない。早送り・巻き戻しが動作しない。