まず、ミキサーの任意のチャンネルのインサート端子に、オシレーターのOUTをつなぎ、ミキサーのPANを左に振っておく。
オシレーターより、1KHzを送出し、ミキサーのチャンネル・フェーダーを0VUに合わせておく。
オシレーターをミキサーの別のチャンネルにインサーションし、
最初にオシレーターを入れた任意のチャンネルのインサート端子には、デッキのOUTを入力し直しておく。
ミキサーのBUSSより、オシレーターの1KHz=0VUを送り、デッキ側のインプットに入力する。
デッキ側のオーディオ基盤にある「REC CAL」にて、ミキサー側のメーターが0VUになる様に調節する。
これで、ミキサー送りとデッキの回路を通った音のレベルが、同じ0VUになった事になる。
「REC CAL」の調整を追い込んだら、オーディオ基盤の「METER CAL」にて、
デッキのメーターが0VUを指すように調節する。
なぜミキサーのINPUTでなく、インサート端子を利用するか…は、
ミキサーのヘッドアンプ&イコライザーといった、調整には不要な電子回路を極力通さない為である。
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