FOSTEX A8 復活修理&メンテナンス
外装パネルの外し方

A8使用工具.jpg
まず、左写真の工具を一式揃えます。
左より、
プラス・ドライバー
プラス・ドライバー(ドライバーの長さが11cm以上ある物)
精密マイナス・ドライバー(2.0ミリ)
6角レンチ(2.5ミリ)
電子機器用ピンセット
背面外装パネルの外し方
A8分解1.jpg
では、実際に解体作業に入ります。
まず、必ず電源をコンセントから抜いておいて下さい!

本体の後部パネルから解体していきます。
本体横の止めネジ6本をプラス・ドライバーではずしていきます。
A8分解2.jpg
次に、本体後ろの4本の止めネジをはずします。
これで、バックカバーがはずれます。丁寧に水平にはずして下さい。
前面外装パネルの外し方
A8分解3.jpg
前面パネルより、ヘッド・アセンブリカバー(6角レンチ使用)、テンション・アーム、キャプスタン・ピンチローラーをはずしていきます。
テンション・アーム、キャプスタン・ピンチローラーのヘッド部分は半時計に回せば良く(ネジこみ式)、 テンション・アームのテープガイド部分は、精密マイナス・ドライバーを使って外します。
アーム自体ははずさなくて大丈夫です。
(ってか、この段階では、はずれません…)
また、キャプスタン・ローラーには小さなワッシャーが2個ついていますので、紛失しないように細心の注意を払って下さい。
ちなみに、ヘッドアセンブリー・カバーを外すと、左写真の様になります。
A8分解4.jpg
前面パネルをはずす為には、一度、左写真の様に基盤の固定ネジ2箇所をはずします。
A8分解5.jpg
基盤固定ネジをはずすと、ドア式の様に、基盤を手前に倒す事が出来ます。

次が意外と結構面倒な個所で、前面パネルをはずす為に4個のネジをはずさなくてはなりません。
(はずすネジは、基盤に向かって手前側の金属枠を見ると、長いドライバーを挿入出来る様に、 切り込みが入っていますので、だいたいネジの位置は見当つくかと思いますが…)
1〜4の位置にあります。
A8分解6.jpg
内側から、長いプラス・ドライバーを使用し、ピンセットでネジを補佐しながらはずします。 丁寧に行わないと、ネジが基盤の底に落ちるハメになります。
万一、基盤の中にネジを落としてしまった際は、 必ず落としたネジは発見して内部から取り除いて下さい。
A8分解7.jpg
内側からのネジ4本はずして、そのまま軽く手前に引けば正面パネルは取れ、左写真の様な状態が現れます。
(ヘッドのCUEボタンの引っ掛かりには要注意!)
メーター&コントロールパネルの外し方
A8分解7.jpg
まず、背面パネルと前面を外しておきます。

必ず電源をコンセントから抜いた状態を再度、確認下さい。
ウッカリ忘れて、最悪、感電死しても全て「自己責任」です。
A8パネル分解1.jpg
本体を逆さにして、正面パネル側の1〜4のネジをはずします。
3〜4は反対側もはずします。
これで、本体から操作パネル&VUメーター部分が外れる様になります。
A8パネル分解2.jpg
この様に、本体から操作パネル&VUメーター部分が外れます。
ただし、内部基盤より6つのコネクターケーブルと電源がつながっており、いきなり無理に引き出すのは絶対やめて下さい。
また、細いケーブルがわりとギリギリの状態で伸びているモノも多いので、 急激に無理に引っ張り出して、基盤のハンダづけ足部分で、ケーブルを痛めない様に注意します。
A8パネル分解3.jpg
既に外したカバーの裏面ですが、1〜6の箇所にネジ止めがあります。

1〜2の箇所のアップ写真を撮影忘れたのですが、
基盤上でも大体の箇所は、この位置を参照に判別できると思います。
A8パネル分解4.jpg
実際の基板上での位置、3〜4はこの場所です。

ただし、4のネジは非常にアクセスしにくい場所であり、
また、主電源ケーブルに隣接してますので細心の注意が必要です。
A8パネル分解5.jpg
この基盤は操作ボタン系とカウンター制御系が、
一枚の基盤として収められています。

この基盤に、パネル固定ネジ用の穴が2箇所空いていますので、
すぐ判ると思います。
同じ様に、6のネジにアクセスするのはケーブル長さ都合上、
注意と根気を必要とします。
A8分解6.jpg
パネルを手前にゆっくり引くと簡単に外れます。

ただし、パネルをここまで外すのは、
VUメーターの電球切れ、カウンターの修理(ハンダの当て直し)程度
であっても、全く外す必要はないと思われます。

元に組み立て直すのも、非常に根気と時間を要します。
何かの都合でパネルを外す必要があった場合の
参照資料として、一応載せてみました。
A8分解7.jpg
電球=6V・30mA (1個160円程度)
電球の大きさは、長さ1cm以内・径4m/m以内の物で、
赤く点滅するレコーディングLEDと共に、
VUメーターの裏側にある基盤に取り付けられています。
A8分解8.jpg
ちなみに、カウンター基盤に載せられてるICは「LM 8523」42pinです。
pin出力は、5Vか0Vです。滅多に壊れる物ではなさそうです。