| フォー・ガネス・ディマンのクレリック ◇ |
フォー・ガネス・ディマンのクレリックは、
炎を操ることで有名なクレリックである。
罪人に人権無しというような、非常に極端な観念をもっているため、
罪人をすみやかにかつ派手に処刑するため
（あるいは量刑に応じた償いをさせるため）の炎、
『制裁の炎』を操る。
しかし、罪を犯さないでいるかぎり、
ディマンのクレリックの炎に焼かれることはない。
フォー・ガネス・ディマンのクレリックは、
罪無き人々を罪深き人々から守るために、
様々な呪文を使いこなす事が出来る。
えん罪を未然に防ぐ為、充実した情報系の呪文を授かる。
罪人に天誅を喰らわせる為ならばリバーススペルの使用も許可される。
がしかし、それ以外にはリバーススペルの使用は一切禁じられる。
そしてその戒律を破ったクレリック当人も、当然罰をうける対象になる。
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キュアライトウーンズ
フォー・ガネス・ディマンのクレリックは、罪人を捕らえる際の助けとして、
その罪人にのみこの呪文をリバースさせることができる。
フェアリィファイア
この呪文はドルイド呪文レベル１の同名の呪文と同一である。
ディテクトチャーム（魅了探知）
距離：30フィート
時間：１ターン
効果：チャームにかかった生物を探知する
この呪文をかけることにより、使い手は人間型生物やモンスターが「チャーム」など、
精神支配系の呪文の影響下にあるかどうかを知ることができる。
探知の対象となるクリーチャーは対スペルＳＴ判定を行い、
成功したら効果はない。
使い手はレベルごとに５％の確率で、
正確にいかなるタイプのコントロール下にあるかを知ることができる。
この呪文は、効果を失うまでに10体までのクリーチャーを確認することができる。
もし複数の精神支配の下にあるクリーチャーがいたとしても、
使い手には単に「チャーム」されているということしか分からないのである。
それがいかなるタイプかは（矛盾した影響力をもつため）分からないのである。
プロデュースファイア
この呪文はドルイド呪文レベル２の同名の呪文と同一である。
スピリチュアルハンマー（霊槌）
距離：使い手のレベルにつき30フィート
時間：３ラウンド＋使い手のレベルにつき１ラウンド
効果：心霊体のハンマーを操る
フォー・ガネス・ディマンに祈ることにより、
ハンマーの形をしたエネルギー体を授かる事ができる。
使い手は精神集中によりそのハンマーを自在に動かし、
距離内の視認できる敵を攻撃させることができる。
希望するなら、目標はラウンドごとに変えてもよい。
「スピリチュアルハンマー」の命中判定は使い手が攻撃するものとして行う
（ただしストレングスの修正を除外する）。
さらに、使い手のレベル６レベルごとに、
+1のボーナスを有する魔法の武器としてハンマーを扱う。
ただし、上限は13レベルの+3とする（命中判定、ダメージ判定に+3）。
命中した時に与える基本ダメージは通常のウォーハンマーと同じである。
さらに、魔法のボーナスを加える。ハンマーの攻撃は、
使い手のいる方向からなされるので、後方からの攻撃による修正
（シールドやデクスタリティの無効化など）も状況によっては受けることが可能である。
精神集中を中断すると呪文の効果は終了する。
「ディスペルマジック」の呪文は、
使い手かハンマーのどちらかを効果範囲内に含めれば、
それで充分有効である。
キュアディシーズ
フォー・ガネス・ディマンのクレリックは、罪人への罰としてのみ、
この呪文をリバースさせることができる。
リムーヴカース
フォー・ガネス・ディマンのクレリックは、罪人への罰としてのみ、
この呪文をリバースさせることができる。
アニメイトデッド
フォー・ガネス・ディマンのクレリックは、死してなお罪深き人間への罰として、
フォー・ガネス・ディマンへの永遠の隷属を強いる際にのみ、この呪文を用いる。
ディテクトライ（嘘発見）
距離：30フィート
時間：使い手のレベルにつき１ラウンド
効果：嘘を見破る
この呪文により、使い手は対象が故意に嘘をついた場合、そのことを知ることができる。
相手が知らずに誤情報を話した場合（単なる言い間違えなどをも含む）や、
話を単にはぐらかしたりした場合は、嘘と見なされない。
対象は対スペルＳＴ判定を行えるが、それは使い手のウィズダム修正のみ加わるものとする。
つまり使い手のウィズダムが18であったら、判定には-3のペナルティが加わるのである。
キュアシリアスウーンズ
フォー・ガネス・ディマンのクレリックは、罪人を捕らえる際の助けとして、
その罪人にのみこの呪文をリバースさせることができる。
ニュートラライズポイゾン
フォー・ガネス・ディマンのクレリックは、この呪文をリバースさせてはならない。
キュアクリティカルウーンズ
フォー・ガネス・ディマンのクレリックは、罪人を捕らえる際の助けとして、
その罪人にのみこの呪文をリバースさせることができる。
フレームストライク（炎の柱）
距離：60フィート
時間：瞬間
効果：半径５フィートで高さ30フィートの炎の柱をたてる
使い手の指定した場所に炎の柱を呼び出すことができる呪文。
効果範囲内にいたクリーチャーは、対スペルＳＴ判定を行なわなくてはならない。
失敗した者は6d8ポイント、成功した者はその半分のダメージを被る。
レイズデッド
フォー・ガネス・ディマンのクレリックは、死罪が決定している罪人を捕らえる際にのみ、
その罪人に対してこの呪文をリバースさせることができる。
コンジュアファイアエレメンタル（炎精霊召喚）
距離：80フィート
時間：使い手のレベルごとに１ターン
効果：ファイアエレメンタルを召喚する
ファイアエレメンタルプレーンに特殊な扉を開き、
使い手の世界にファイアエレメンタルを召喚する呪文である。
65％の確率で12HDのエレメンタルが出現し、
20％の確率で16HDのエレメンタルが出現する。
9％の確率で２〜４体のサラマンダーが、
4％の確率で一体のイフリートが、
2％の確率で21〜24HDの巨大なエレメンタルが出現する。
召喚された者は使い手に必ず従うので、精神集中をしたり、
結界や防御呪文を使用したりする必要は全くない。
エレメンタルは、使い手のレベル当り１ターンだけ留まる
（あるいは倒されるか、「ディスペルマジック」や「ディスペルイービル」
がかけられるなどの手段により追い払われるまで）。
ファイアストーム（炎の嵐）
距離：160フィート
時間：１ラウンド
効果：使い手のレベルにつき二つ分の10フィート立方
（最小でも16×10フィート立方）内を炎で包む
効果範囲内を「ウォールオブファイア」と同様の効果を持つ炎で包み込む呪文である。
効果範囲内、もしくはその端から10フィート以内にいる総ての生物は、
2d8ポイント＋使い手のレベル当たり１ポイントのダメージを被る。
対スペルＳＴ判定に成功した生物は、半分のダメージを受けるだけで済む。
上記のダメージは、上記の範囲内にいるラウンドごとに被る。
効果範囲は使い手のレベル当り10フィート×10フィートの立方体２つ分である。
13レベルの使い手なら130フィート×20フィート×10フィートの
「ファイアストーム」を作れるわけである。
ストームの高さは10フィートか20フィートとなる。
効果範囲は幅と長さを表している。
逆呪文の「ファイアクェンチ」は、
「ファイアストーム」と同じ効果範囲内の魔法の火、
そしてその２倍の範囲内の通常の火を消火することができる。
火の生物（ファイアエレメンタル、サラマンダーなど）は、
使い手のレベル当り５％の確率で消滅させられてしまう。
レイズデッドフーリィ
フォー・ガネス・ディマンのクレリックは、死罪が決定している罪人を捕らえる際にのみ、
その罪人に対してこの呪文をリバースさせることができる。
レストア
フォー・ガネス・ディマンのクレリックは、手厳しい罰を与える際にのみ、
その罪人に対してこの呪文をリバースさせることができる。
その際は、１ヒットダイスかレベルより高いヒットダイスやレベルを持つ者
に対してだけかけることができる。
１ヒットダイスかレベル以下の者へのペナルティとして用いてはならない。
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