芹沢銈介略歴

１８９５　　　　　静岡市に生まれる。
１９１３　18歳　東京高等工業学校（現・東京工業大学）入学。
１９１６　21歳　東京高等工業学校図案化卒業、静岡に帰る。
１９２４　29歳　ろうけつ染をはじめる。
１９２５　30歳　東京銀座松坂屋にて開催の「第2回全国家庭手芸品展覧会」
　　　　　　　　　に、芹沢銈介主催の「このはな会」が出品、手芸賞（最高賞）　
　　　　　　　　　受賞。
１９２９　34歳　第4回国画会にろうけつ染作品を初出品し入選、国画奨学賞
　　　　　　　　　受賞。
１９３１　36歳　鳥取市の松村南明堂で第1回個展開催。
１９３２　37歳　「工芸」24号が「芹沢銈介特集号」として刊行される。
１９３３　38歳　倉敷にて個展開催、大原孫三郎の知遇を受ける。
　　　　　　　　　中国・大連にて個展開催、帰途満州、朝鮮の各地を回遊。
１９３４　39歳　水谷良一の厚意により東京蒲田に家屋と工房を得、移転。
１９３５　40歳　東京府美術館にて「第10回国画会展」開催、筒描の大作「機
　　　　　　　　　機図四曲屏風」出品。鳥取にて第3回個展開催。
　　　　　　　　　寿岳文章から「絵本どんきほうて」制作依頼を受ける。
１９３６　41歳　東京府美術館にて「第1１回国画会展」開催、筒描の大作「紙
　　　　　　　　　造図四曲屏風」出品。
　　　　　　　　　芹沢本の第1作「わたりゑかたり」刊行。
１９３７　42歳　「絵本どんきほうて」刊行。日本民藝館にて「芹沢銈介作染色
　　　　　　　　　展」開催。
１９３９　44歳　初めて沖縄を旅行、紅型の技法を修得。大阪梅田阪急百貨店
　　　　　　　　　にて「第1回芹沢銈介氏工芸展」開催。
１９５５　60歳　芹沢染紙研究所設立。
１９５６　61歳　「型絵染」で重要無形文化財保持者認定。
１９６５　70歳　資生堂ギャラリーにて「芹沢銈介工房展」開催。
１９６６　71歳　日本橋三越にて「国画会40年の展望」展開催、出品。
１９７３　78歳　大阪梅田阪急百貨店にて「芹沢銈介　人と仕事展」開催。
１９７４　79歳　岡山天満屋にて「芹沢銈介の五十年　作品と身辺の品々」展
　　　　　　　　　開催。
１９７６　81歳　パリ国立グラン・パレにて「芹沢銈介展」開催。
１９７７　82歳　サントリー美術館にてパリ帰国展「芹沢銈介展」開催。
１９７８　83歳　浜松市美術館にて「芹沢銈介の身辺ー世界の染と織展」開催。
　　　　　　　　　銀座松屋にて「芹沢銈介がらす絵展」開催。
　　　　　　　　　大原美術館にて「芹沢銈介の蒐集ーもう一つの創造ー」が開催。
１９７９　84歳　アメリカ・カリフォルニアのミンゲイ・インターナショナル美術館にて
　　　　　　　　　「芹沢銈介展」開催。
１９８１　86歳　静岡市立芹沢銈介美術館開館、「開館記念展」開催。
１９８２　87歳　大原美術館にて「釈迦十大弟子尊像展」開催。
１９８３　88歳　フランス文化功労章授与。
１９８４　89歳　死去。　　　　　　　　　　　