1898      愛知県春日井郡水野村(現瀬戸市水の町)に父加納桑次郎、母みとの
          長男として生まれる。幼名庄九郎。生家は半農半陶の窯屋を営む。祖
          母たきの実家は、加藤姓で歴代の窯元。庄九郎は家長の名。
1904 6歳  水野村尋常小学校入学。
1911 13歳 中根聞天塾南画、漢文を学ぶ。「越嶺」の号をもらう。
1914 16歳 父より窯の権利を譲り受け、製陶業を始める。祖母の加藤姓への復籍を
         試みる。名を唐九郎に改める。
1918 20歳 加藤きぬと結婚。瀬戸の古窯調査、研究を行う。
1919 21歳 長男嶺男生まれる。
1922 24歳 次男裕生まれる。同人雑誌「靭」に俳句・短歌・小説を発表する。瀬戸・
         岩屋堂の句会で小野賢一郎と会う。
1924 26歳 長女エス生まれる。
1926 28歳 瀬戸にて工芸家藤井達吉と会う。
1927 29歳 加藤姓に復籍。
1928 30歳 御大典奉祝記念「加藤唐九郎調査瀬戸古窯出土品展」開催。
1929 31歳 瀬戸の窯跡調査・収集品の整理陳列をに「官民一体の「瀬戸古窯調査
         保存会」結成。常任理事となる。藤井達吉、唐九郎の窯にて制作。四男
         四郎誕生。
1930 32歳 志野茶碗「氷柱」制作。美術愛知社展入選。柳 宗悦、浜田庄司、河井
         寛次郎ら来訪。
1931 33歳 「第12回帝展」出品、初入選。
1932 34歳 美濃大萱古窯発掘調査を始める。次女マリエ生まれる。
1933 35歳 年末から翌年にかけて、丹波、唐津などの西日本各地並びに、朝鮮半
         島の古窯跡調査研究。
1934 36歳 北大路呂山人、秦 秀雄、荒川豊蔵ら来訪。「陶器大辞典」第一巻刊行。
1935 37歳 瀬戸守山町へ移住、移窯。五男柳治生まれる。
1938 40歳 中国に渡り、中国古陶磁器の調査。
1941 43歳 「陶器大辞典」全六巻完結。
1942 44歳 日本橋高島屋にて初個展「志野・織部新作展」開催。これを機に松永安
         左衛門の知遇を得る。
1944 46歳 三女桂子生まれる。四男四郎戦災にて死去。
1945 47歳 次男裕戦死。
1950 52歳 東京黒田陶苑にて「唐九郎作瀬戸黒茶わん展」開催。川端康成らと「新 
         日本茶道研究会」結成。社団法人日本陶磁協会設立、理事就任。
1951 53歳 パリ・チェルヌスキ博物館にて「日本陶芸展」開催出品。日本平和委員会
         理事就任。
1952 54歳 第1回無形文化財有資格者認定。「第1回日本陶芸展」出品。愛知県産業
         工芸協会設立、理事長就任。
1953 55歳 東京黒田陶苑にて「加藤唐九郎新作陶芸展」開催。「第2回現代日本陶 
         芸展」・「日本陶磁協会展」・「第1回現代陶芸巨匠展」出品。
1954 56歳 荒川豊蔵、石黒宗麿、加藤土師萌、金重陶陽らと「桃里会」結成。東京三
         越にて開催の「第2回日本伝統工芸展」に出品。東京上野松坂屋にて「加
         藤唐九郎新作織部作陶展」開催。
1955 57歳 日本橋壺中居にて「第1回桃里会展」開催出品。
1956 58歳 シカゴ美術館にて開催の「日本現代陶芸作家展」出品。文化芸術使節団
         の一員としてインド、エジプト、ギリシャ、イタリア、フランス、ソ連、モンゴル
         、中国、朝鮮民主主義共和国、ベトナムを歴訪。第9回中日文化賞受賞。
1957 59歳 日本工芸会理事就任。
1958 60歳 東京上野松坂屋にて「唐九郎、陶陽二人展」開催。
1960 62歳 名古屋丸栄にて「加藤唐九郎個展」開催。ヨーロッパ各国歴訪。「永仁問
         題」起きる。これまで勤めてきた公的職務辞任。
1961 63歳 漢学者服部担風より「一無斎」の号を贈られる。以後号銘「一ム才」を使 
         用。名古屋丸栄にて「一無斎加藤唐九郎個展」開催。
1962 64歳 作品銘「一ム才を一ム」に改める。
1963 65歳 東京新宿伊勢丹にて開催の「第1回現代名匠陶芸展」(富本憲吉、石黒
         宗麿、金重陶陽、加藤土師萌、河村蜻山、楠部弥弌、浜田庄司、荒川豊
         蔵、近藤悠三)出品。
1964 66歳 東京新宿伊勢丹「第2回現代名匠陶芸展」出品。同「東京オリンピック記
         念加藤唐九郎陶芸展」開催。
1965 67歳 毎日芸術賞受賞。
1966 68歳 ホアン・ミロが来日中唐九郎陶房に来訪。名古屋丸栄にて「炎の陶人・唐
         九郎展」開催。
1968 70歳 大阪高島屋にて「”華炎展”−豊雲の華・炎の唐九郎展」開催。
1969 71歳 イラン・ヨーロッパ各国を歴訪。
1971 73歳 愛知県陶磁資料館建設委員就任。
1972 74歳 「原色陶器大辞典」刊行、東海テレビ賞受賞。
1973 75歳 名古屋丸栄スカイルにて「野の陶人唐九郎展」開催。
1976 78歳 財団法人・翠松園陶芸記念館設立。
1979 81歳 同記念館落成。
1982 84歳 東京新宿伊勢丹美術館・名古屋丸栄スカイルにて「加藤唐九郎の世界展
         」開催。
1984 86歳 名古屋丸栄百貨店・東京有楽町西武百貨店・京都高島屋にて「志野・黄
         瀬戸・織部ー桃山と唐九郎展」開催。
1985 87歳 死去。

加藤唐九郎略歴

志野茶碗

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