葉の上の5齢幼虫が、頭部、胸部及び腹脚から前の腹部を挙上したまま静止しています。
臭角を出す時の瞬間的な挙上とは違います。しばらくずーっとこの姿勢でいるのです。
この姿勢を、私は勝手に「かま首ポーズ」と呼んでいますが、比較的よく見かけるポーズです。
これはサンショウの枝につかまって、ぶらさがっている状態です。上の写真と同じ姿勢をとり
続けています。方向転換の前の動作ではありません。枝が不安定なのでバランスをとっている
わけでもないようです。
太い枝の上でもこの通りです。
状況からみて威嚇のポーズではなさそうです。もちろん完全な休息のスタイルではありません。
遠くを見つめ「さてこれから何をしようかな」とでも考えているのでしょうか。