<1>1齢幼虫です。孵化直後はとても小さな1齢幼虫ですが、3日ほどで 目立って大きくなります。 全体に黒褐色で、2齢幼虫からみられる白斑はまだはっきり しません。体長は1cm未満です。
<2>2齢幼虫です。孵化して3〜5日ぐらいすると脱皮して2齢幼虫になります。 黒褐色の体に白い帯状の模様が明瞭です。これは鳥の糞に似せて身を守るためとされています。 1〜2齢幼虫の間は糸を吐いて足場を作り、足場近くの葉を食べます。
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<3>2齢幼虫は4〜5日後脱皮して3齢幼虫になります。だいぶ大きくなり移動範囲も 足場中心に広がります。
<4>さらに4〜5日後脱皮し4齢幼虫となります。葉を食べる量がますます増え、
エサを求め枝から枝へと移動します。体長3cmぐらいまでに 成長します。
4齢幼虫になって1週間ごろ突然食べなくなり、じーっと動かなく なります。
5齢幼虫への脱皮前の休眠です。