サンショウと4齢幼虫


4齢幼虫ー14齢幼虫ー24齢幼虫ー3

<1>サンショウの葉はミカンの葉よりも小さいので、4齢幼虫の大きさでは葉の上で 休むことはできません(中には大きな葉のサンショウもありますが)。このようにサンショウの 葉が付いている小枝で休むことになります。

<2>休んでいる時は、頭を枝の基部(ねもと)に向けています。

<3>もちろん葉を食べる時は、葉の方向へ移動しますが、体全体が葉の上に乗る ことはありません(乗りようもありませんが)。

4齢幼虫ー44齢幼虫ー5

<4>複数の葉にわたって乗ることはあります。枝から離れていて不安定な 感じがしますが、活動中の4齢幼虫は平気です。

<5>かなりアクロバティックな格好で葉を食べているように見えます。実は何かの ひょうしに(おそらく葉をねらって、尾脚と後ろの腹脚で枝につかまり、えいやあとばかり 身を乗り出し過ぎたのだろうと思いますが)ちょっと失敗したようで、しばらくジタバタして いたばかりなのです。しかし、さすが 枝わたりの達人。体勢を立て直して、ほとんどこのままの 状態で葉を食べ始めました。


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