5齢幼虫のからだ(2)


説明図

5齢幼虫の体は頭部、胸部、腹部に区分されます。

胸部は前の体節から前胸、中胸、後胸と呼ばれ、それぞれ1対の胸脚があります (黒の矢頭)。環状紋は後胸にあります。

腹部は10の体節からなり、前から順に第1腹節〜第10腹節と呼ばれます。腹脚は第3、 4、5、6、10腹節にそれぞれ1対計5対あり、第10腹節のものは特に尾脚といいます (黄色の矢頭)。

腹部に暗緑色の幅広い斜帯が2つあります。前の斜帯は第4腹節から第5腹節へ伸び、 背面で 両側のものが連結します。後ろの斜帯は第6腹節にあり、同じ体節の背面で 左右のものが連結します。腹部の各節の気門下に白と黒の二重線があり、第9腹節に 至り左右合します。


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