なんとか、ケシゴムを食べるのだけは勘弁してもらえたが
つららの機嫌はまだなおっていなかった。
「まったく、なんで食事の時までエッチなことされなきゃいけないんですか!?」
先程、あられもない姿を晒したためかまだ顔が赤い。
「そうだ。逆に考えるんだ。」
リクオは何かを閃いた。
「逆にってなんですか」
つららは胡散臭そうに訊く。
リクオは身振り手振りでさっきのはまだ良かったほうだと説明した。
じゃあ、もっと悪いケースってなんなんですかとつららが説明を求めると
自信たっぷりにこう言い放った。
「それはパンツはいてなかったらもっと大変だったってことだよ!」
「なるほど、それは大変ですねーって、パンツはいてない時なんてあるわけないでしょ!!」
罰としてTKG(卵かけごはん)どころか当分おかず抜きになるのだった。
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