うう、死ぬところだった。
しょっちゅうお仕置きされているとはいえ二人いっぺんはきつい。
火力が2倍なのでハンバーグなりかねない。
ちなみに攻撃を受ける瞬間防火用バケツの水をかぶってダメージを最小限に長くなるので以下略
だが
火力が2倍だったせいか
それを扱う方にも影響があった。
ファイヤーソーサラーのまとっている黒い服
胸のところだけ破けて、小さく尖った物が見えていた。
詳しく書くとチで始まってビで終わる物だった。
無表情だったファイヤーソーサラーはそれを見て数秒固まった後
がばっと両手でチで始まってビで終わる物を隠す。
俯いていて顔がよく見えないが耳までぼっと燃える様に赤くなっていた。
ファイヤーソーサラーが顔を真っ赤にしたところははじめて見た気がする。
こんな女の子らしい反応を見せられると何か気まずい
ここは気を紛らわすためにもジョークを・・・
一瞬見た感じだとブラしてなかったな
そうだ!
「ファイヤーノーブラー・・・なんちゃって!」
ビキッという焚き火にくべた木がはじけたような音がした。
もしかしてうまく伝わらなかった?
「あのソーサラーとノーブラをかけて・・・」
「言うなっ!!!」
バキィッ!!
ファイヤーソーサラーの大声をはじめて聞いた。
もどる