中央アルプス・空木岳、南駒ヶ岳ピストン
 6月3日 
 朝早く多摩を立ち、駒ヶ根ICより、池山尾根から取り付く為、林道終点の
駐車場に向かったが、昨年より側壁工事により通行止め。1km程下の臨時駐車場
       に車を止め出発する。
駐車場9:00 東屋があるしたの駐車場から出発。500mほど林道を下り、
       急な階段から登り返しスタート。
上の駐車場9:30 結構急な登りの後、通常の林道終点。50台程の駐車可能。
       ここからは平らなハイキングコースができている。
池山小屋10:50 途中タカウチ場の分岐を過ぎて、昔の池山小屋分岐を越え
       池山から下ってきた所にある。きれいな水場も設置されている。
マセナギ11:50 池山小屋からハイキングコースから分かれ急な山道になる。
       標高2000mを越えた樹林の中にマセナギの表示板。
       左側が急なガレ場。
大地獄12:40 稜線が狭くなってくる吊り橋渡ればワイヤーが張られた岩場帯。
       10分ほど歩けば再度吊り橋で小地獄帯。裏妙義の縦走帯よりは安全。
ヨナ沢の頭13:40 地獄を過ぎれば迷い沢の山復切り返し。表示とトラロープが
       下りの時張られているので迷う事はない。
小屋分岐15:10 北斜面をわずかな目印を
       頼りに雪面トラバースを繰り返し最後は稜線に上がる。
       稜線には夏道は無い。シャクナゲをかき分けて最後は進んだ。
空木避難小屋15:50 駒峰ヒュッテへの道と分かれ、目印を頼りに水平歩行。
       雪が多くて、目印が見つからなくなる。踏み跡と感であたりを付け
       小屋の上に出る。・・・小屋についてわかったが空木岳より下って
       きた者が下山路わからなく周辺一帯彷徨っていた足跡だった。
 6月4日
避難小屋5:00 4時過ぎ起床。外はもう明るい。急いでピストン準備。
駒岩5:30 沢道はまだ踏まれていないので、アイゼン付けて直接稜線に
        雪面突き上げる。稜線に大きな岩。
駒峰ヒュッテ6:10 頂上場下にある小屋。冬期は四角い窓から出入りする。
        3人程度が寝る事ができる広さ。今は横開きの戸は開く。
空木岳6:30 目の前の雪面登れば山頂。今日は昨夜降った雪でトレース作り。
        展望は360度。すべてが見渡せる。宝剣岳、木曽駒ヶ岳、槍ヶ岳、
        穂高岳、御岳山、白山、甲斐駒が岳、富士山、塩見岳、赤石岳、
        聖岳すべて。
アカザワ岳7:55 安全の為、アイゼン歩行。稜線伝いに行くが山腹巻く
        コースが多いがここだけは頂上まで登る。       
南駒ヶ岳8:55 2時間半かかりやっと到着。先着が居た。越すも小屋に泊まった
       そうだ。アカザワ岳から一度コルまで下っての登り返し。9:00戻る。
空木岳11:00 今日は暖かく、朝の雪は消えかかっていた。ここでアイゼン
       取る事にした。結構南駒まで行くと時間がかかる。
避難小屋11:55 尾根線伝いに下り、最後は小屋に向かって雪面おりる。
       帰る準備をして12:30出発。
池山小屋 15:45 地獄を通ってここまで来ればやっと戻ってきた感じ。
       結構長い尾根だ。
上の駐車場16:45 疲れた疲れた。ほんとはここで終わりのはずだが
       まだ先がある。
下の駐車場15:15 急な坂を下って林道を登り返す。ほんとに長い1日だった。
 久しぶりにきた中央アルプス。
今回仲間が南駒ヶ岳に行きたい一言で来たが、結構長いコース。
池山尾根は噂の通り登り一辺倒の尾根。ガマンガマン。
避難小屋か地元山岳会の努力できれいに管理されている。お勧め小屋。
空木稜線は360度の展望は来る価値があった。
のんびり歩けるこの季節が良いようだ。
仲間が南駒ヶ岳を登りたいというので空木岳を経由して入ってみた。噂?の池山尾根を登り、避難小屋で一泊して、
ピストンを計画した。2300m以上は雪が残っており、トレースもハッキリしたものが無い。
泊まった夜は雪が降り、頂上では5cm程積もっていた。稜線はトレース作りだった。
 登山実施  実施日(2010年6月3,4日) 歩行時間 1日目7時間 2日目12時間
 
        実施者   中村@多摩、栗本
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過去に登った周辺山行記録。
過去の記録
詳しい写真は下記にあります。
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写真集
南駒から空木岳
空木岳山頂
駒峰ヒュッテから頂上