エビラ沢から袖平山
登山実施  実施日(2002年11月3日)    実施者 中村@多摩単独
          
前回来たときは大洪水だったが今回は楽しく遡行出来た。エビラの出合でスクーターを止め、
        今回はガチャものを準備し、登る。大滝が多く、巻く場合が多いが巻くときにも注意が必要。
        なかなか苦労させられる沢だ。

エビラ沢出合10:30 天気が良いので急いで準備したので慌ただしい出発。 
     家を出るのが遅く途中コンビニで食料を購入し結局遅い取り付きとなる。
     エビラの出合では水をくむ人が相変わらずいる。
堰堤上10:50 F1左壁上部にシュリンゲがかかっている。ルートはクラック沿いに
     登るようだ。巻き道は左側に木道ができている。
     F2、その上の堰堤の下に出る踏み跡があるがザイルでの懸垂か。
     少し登り、堰堤の上に出る。ガチャもの付け、ここからは沢を進む。
上部の堰堤11:15 沢を左右に渡りながら注意して進む。前回苦労した、
     F3は簡単に乗り越す。堰堤が見える。下部は滝だが右側に巻き道。
     この上は河原が続く。              
ゴルジュ滝11:40 5mチョックストン滝。左壁にハーケン3本。シュリンゲを掴んでの
     ルートがあるが。今回は右の巻き道を進むと次の滝も巻く。
     しばらく大岩の沢歩き。時々3m程度の滝が現れる。
20m大滝12:15 この滝は人工ルート。左壁の滝を登るか、右側のガレ場を登るか
     考えたが右側のガレ場は大きく巻くことになってしまった。
     どうも右壁の木の根っこを掴んで登るのがルートの様だ。
     この滝は名曝に数えられている様だ。
7m滝13:20 右側のガレ場から木の根っこをつたわりながら巻く。
20m滝13:50 直登の滝が現れる。水流の右側に古いシュリンゲがかかっている。
     登るとするとこのルートか。急だが階段状になっているがシュリンゲの
     あるところはホールドがないようだ。
     直登にはザイルの確保がいるだろう。
     左側には草付きルートがあるが1人では不安。巻く方法を考えたが
     左側の涸れ沢に入る。ボロボロの沢となり崩壊帯に出てしまう。
     しょうがないのでこの根っこ、崩れやすい岩を押さえながら急登する。
     結果大高巻きになり、エビラ沢から離れてしまう。
     後で知ったが右側の岩壁をトラバースし、大きく巻くのが正解との事。
作業道14:50 藪こぎを続けながら登ると黄色のテープの表示の踏まれた道に出る。
     袖平山に向かって登るだけ。
袖平山15:30 金属のベンチのある頂上着。雲が厚く、あられが降っているので
     登ってきた道がエビラ出合への表示があるが時刻が遅い事と下っている
     中暗くなることを考え、風巻の頭経由神の川に下ることにする。
公園橋17:00 相変わらず急な下り。16:30位で暗くなってくる。公園橋を渡り、
     アスファルト道路に出て運動靴に変える。すでに暗くなっている。
エビラ出合18:00 暗い道路を急ぐ。ヘッドランプをつけ、進むと釣場の明かりが
     見えてきてホットする。真っ暗の中他人の明かりがあると安心感がわく。
20m大滝
 出来る限り水流に沿って遡行するが3〜5m滝があり結構楽しめる。また大滝が
結構多くて目の保養になる。
今回はザイルを持って来ているので2回ほど高巻きに懸垂をする。この沢は高巻くにも
結構ルートファイディングは必要となる。

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出合F1
上部20m滝