登山実施 実施日(2001年5月1、2日)
実施者 中村@多摩
今年は現役を引退し、ゆっくりと久しぶりの尾瀬探索をした。20年ぶりの尾瀬。
同じ5月なのにそのときは、雪の中燧ヶ岳に登った記憶があったが、今回はナデックボに雪がある程度。
地球温暖化のせいか。20年ほど前には同じコースを登ったが頂上付近のトラバースで悩まされたが今回は雪が
少ないので違和感を感じた。
4月30日
23:00 東京都庁地下駐車場からツアー用直通バスに乗って出発。
5月1日
3:30 大清水到着。まだ暗い。食事やら準備を始める。
4:00 明るくなってきたのでゲートを越えて出発。
5:30 三平峠。少し雪がある程度。
6:30 尾瀬沼、尾瀬ヒュッテ前。大勢の人がいる。昔と違って入門ゲートあり、有料トイレあり。変わったものだ。
尾瀬の自然を保全するのに大変なんだろう。人数も結構多い。
水芭蕉はすでに時期が遅い。わずかに残っている程度。
7:00 出発。20分ほどで燧新道分岐。道が雪解けでぬるんでいる。
スパッツをつける。これが後で大変役に立った。登山道に雪解け水が流れている。
10:30 ナデックボとの合流点より上は雪がある。雪面をトラバースして燧ヶ岳 2346m着。頂上より尾瀬沼が
きれい。団体さんが大勢いる。離れて小休止。持ち上げたビールを一杯。やはり最高の気分。
11:00 出発。もう一方の山頂に向かう。雪田の端を登る。
11:30 2360m頂上。下山には見晴らし新道を下る。
13:15 尾瀬ヶ原木道にでる。ここでスパッツをとり、一般ハイカーとなる。
13:30 見晴らし十字路。またお店の冷えたビールを一杯。日差しが暖かくのんびりする。すでにここは観光地だ。
14:20 本日の宿泊地 元湯温泉着。 15年ぶりの山小屋に泊まる。テントでの生活と違ってのんびりする。
夕飯まで時間があるので荷物を置き、平滑の滝を見にゆく。だいぶ下る。往復1時間程度。
今の山小屋はお風呂がある。驚き!。でも石鹸が使えない。入れるだけで充分。
17:30 夕食。作らなくてもよいので楽だ。後は寝るだけ。
5月2日
7:00 出発。
7:50 東電小屋、ヨッピ橋をわたり、尾瀬ヶ原の北側を歩く。水の中には
山椒魚がいる。もちろん流れのあるところにはヤマメもいる。
8:30 尾瀬が原三つ又。 小休止。ボランティアの人たちがゴミ拾いをしていた.。 ゴミは持ち帰ろう。
9:30 田代十字路。至仏山はまだ入山禁止期間中。戸倉15:30の予約バスのため、時間を持て余す。
周辺の散策コースを散策。
10:30 出発。
11:30 鳩待峠 。人数多数。昔は人影まだらだったのに驚き。バスで戸倉に移動。
12時前 戸倉。温泉に浸かり汗を落とす。ビールでのどを潤す。
15:00 直通バスに乗る。20:00直通バス新宿着。
尾瀬にこれだけの人が来るようになって自然保護が大変だと思う。少しでも尾瀬の自然が今のまま
後生に残さなければいけないと思う。尾瀬を守るボランティアの努力に感謝。