奥多摩・三条沢遡行
 登山実施  実施日(2003年6月14日
       
実施者 中村@多摩
 夏山の訓練をかねて雲取山・飛竜山の稜線に突き上げる山上沢の沢登りに出かけた。
あまり入らないせいか、流木、蜘蛛の巣等あり。大きい滝、3,4mの滝沢山出てくる長いコース。
三条の湯までは三条の大滝、銚子の滝は見物にも良い。
三条の湯横の4m2段の滝から始まり、今回は水量が多く水しぶきを浴びることが多かったが結構、
登攀可能滝が多い。

4m、3m、4m3段の滝
見た目は急だが水流右側際に
ホールドある。
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条沢出合9:40 過去何回も来ている三条の湯だが登山道ばかり歩いていたので。
    下のこんな美瀑があるとは驚く。
    最初から三条の大滝とは。・・・・・。登れそうだが今回は1人のため巻く。
    続いて銚子の滝。ここは登れない。
三条の湯11:00 三条の湯の横には4m2段の滝が待っている。
    ホールド、スタンスは多い。水際左を登る。
10mトイ状滝11:15 見た目に急に見える滝も右壁水際を
    ホールドを探しながら登る。水流の中にしっかりしたホールドがある。
3段の滝12:15 遠くから見ると大きい滝だが水流右側を丁寧に
    ホールドを探しながら登る。多少濡れるのは覚悟。
10m滝12:25 4m、3m、4mの3段の滝を登ると水流が
    2状に分かれた
大滝に出会う。
    ガイドブックでは5m涸れ滝となっているがおかしい。
    登れないことはないが水しぶきで濡れ、眼鏡が曇る。
    左壁、右壁と回り込んだが踏み跡がない。
    結局、左壁のルンゼ滑りながら20m程登ると木橋がある。なんだ。
    ここからがまた沢登りの沢らしい。
    分岐を右に右にと選択し進むが稜線付近まで水が流れている。
    最後は藪こぎとなる。出たところは雲取山と北天のタルの中間部に出る。
北天のタル15:25 稜線を1時間あまり歩きタルに。
    稜線は多少の登り下りがある。
三条の湯16:35 急坂を下り、三条の湯まで来ると雨が強い。
青岩谷出合16:55 下の谷を見ながらここを歩いたんだと見ながら下る。
三条の湯横の滝 4m、4m2段
 今回の沢は結構滝が多いし、距離も長い。
この沢は水量が豊富で水の中を忠実に登るとおもしろい。
大滝も多く、水に濡れることを覚悟すれば結構登り甲斐がある。
水流の中にホールドが多い。
沢は入る人が少ないので少し荒れているが沢登りをしているんだとい
う気分にさせてくれる。
丹沢に比べ暗い感じのする、こけに注意を必要な沢。
初心者だけでは入らない事。