・奥多摩・巳ノ戸谷から鷹の巣山
登山実施   実施日(2004年6月5日  
         実施者 中村@多摩

 
冬もそろそろ終わり、沢の季節。早速水遊びをかねて沢登りに出かけた。
単独の為、大きい滝がない沢を選んでみた。
この沢の入口は奥に多くの滝を持っている沢に見えなく、貧弱の様相。間違えやすい。
最初の20m滝、最後の8m等は巻くことになるが他は水流のそばを登る。
 こけが多く、滑りやすい沢の印象。
稜線に出るには沢終了点から急登の登りと深い竹藪こぎが待っている。
 
八丁橋9:00 ここにバイクを止め、出発。
沢への下り9:25 八丁橋から1km弱3km看板がある
     少し前が巳の戸谷の出合。今回はGPSで場所を確認できたが
     降りるところがない。きた道を戻り曲がり角で流れが見える
     ガレ場を下る。沢の準備をし、10分ほどで出合につく。
巳の戸谷出合9:55 沢の渡渉を繰り返して出合。水流は1:3と少ないし、
     入り口が狭く、暗い。
     奥に多くの滝を持っている出合には見えない。よく間違えるようだ。
最初の滝10:10 10分ほどで20m滝。登れない。左岸に巻き道がある。
     滝沿いの巻き道の為慎重に登る。
忌山の悪場10:45 ゴルジェ状の本日のハイライト。
     最初の滝は右壁を登るが連瀑を登るので高度感がある。
     次の4m滝は昔は右壁を登り、トラバースしたようだが
     落ち口に行けそうもない。
     根っこをつかみ、直上する。次の3m滝も巻いてしまった。
     このごろは左壁に巻きがあるようだ。11:10滝上に出る。
     後から登ってきた人が左壁を登ってきた。
悪場8m滝11:30 少したっているが下部は木の使って登り、
     上部4mは左壁にがっちりしたホールドがある。
最後の8m滝12:35 もうないと思っていると孫七窪手前に最後の滝が現れる。
     右壁を注意して巻く。 
旧わさび田13:30 わさび田跡地の石垣が30mほど残っている。
     この下は両側の壁は崩れており、仕事道は切断されているようだ。
     すぐ上は二俣。水量が少ない大くびれ窪に入るのが道。
稜線14:50 急な登りと背丈ほどある笹藪こぎを続け、虫に刺されながら
     やみくもに登ると、鷹巣避難小屋上300m位の稜線に飛び出した。
     最後は左に左にと進むのがこつのようだ。
避難小屋15:15 超立派な避難小屋。今日の客は一人。
     寝泊まりしている。
鷹巣山15:40 小屋から暑い登り。ここで石尾根と別れ、日原に向かう。
     遠く富士山望まれる。
日原17:25 急な下りが1時間続く。稲村岩の基部を左に折れ、
     急降下すると稲村岩を巻くように沢沿いを行く。
     最後に巳の戸橋を渡り、登り返すと日原の町に着く。
 バイクを八丁橋まで取りに行くのに小1時間ほどかかる。 
巳の戸谷入口
 今回の沢は奥多摩の初級の沢。登り応えがある。流木が結構多い。
これを跨いだり、くぐったりで進むことになる。
踏み跡、巻き路等は明瞭でない。
通常 わさび田下の切断されている仕事道を下るようだが、
稜線まででる人は深い藪こぎと小さな虫の襲撃を我慢することになる。
現に私も刺されて顔が腫れてしまった。   
忌山の悪場最後の8m滝

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忌山の悪場最初の3m滝
右壁を登り、落ち口に出る。