初めて登った6000m峰。日本で低酸素室にも入ってこなかったので、
5500m以上では、朦朧の世界に入った。
今までに経験したことがない世界。一度は味わってもいい世界。
でも気遣いは散漫になるのであくまでもゆっくり歩こう。
とにかく最初の6000mだ。
チャカルタヤ山頂5390m
詳しい写真は下記にあります。
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ゾンゴ峠の山小屋 ここで4800m
登る途中の山道
チャカルタヤ山頂からみたワイナポトシ山頂6088m
8月5日
ホテル9:00 出発。今日は世界最高所にあるスキー場5180mまで車で向かう。
     でも暖冬のせいでスキー場に雪なし。
駐車場11:45 高所順応の為、
     駐車場から目の前のチャカルタヤ峰5390mに登る。
     高地のためすべてゆっくり行動。そばに山小屋ある。ここで準備できる。
山頂12:30 頂上には石塔あり。    
反対側の山頂13:05 一旦下って反対側の山頂。ここからは景色最高。
     ワイナポトシを含め、360度の展望。遠くチチカカ湖まで望む。
     帰りは巻き道を下る。まだ高所順応ができて居ないので頂上で一眠り。
8月6日はラパスで休養。       
8月7日
ホテル9:00 出発。車で今日はワイナポトシ6088mに向かう。
ゾンゴ峠11:20 山小屋がある取り付き点4800m。腹ごしらいの後、
     12:00出発。ここからは岩場を巻いての登り。
BC15:00 5300m地点でベース。雪面下限にテント設定。
     今日は雪も降り出す。
8月8日 
BC2:00 夜中2時にベース出発。少し歩いた地点でアイゼン履く。
     ここからは雪面登り。ガイドと他1人の三人でロープを結ぶ。
休憩点4:30 ロープを結んだ相手が体調不良を訴え、パートーナーの結び直し。
     結局パートナーにガイド2人をつけ、平岡ガイドとロープを結ぶ。
     ここからは引っ張り上げられることになる。
ワイナポトシ頂上8:00頃? 雪面を反対側より回り込んで、最後はトレースは
     ついているが狭い雪稜登りとなる。もうこの辺ではまだ高所順応が
     十分慣れていないので、頭の中は朦朧の世界。
     今までに経験したことがない不安感が交差する。
     頂上は何もない。狭く、数人が立てるのみ。記念写真を撮って
     早速下山開始。
BC戻り12:40? 下山は途中より、トレースがかき消されるようになる。
     でもガイドはコースを知り尽くしているので安心。
     下り始めると意識は正常に戻るので全く不思議の世界。
     下山準備をして14:00下山開始。
ゾンゴ峠16:00? 帰りは雪を被った下山のため、滑るので注意しながらの下る。
     峠では道路が凍結して、自動車が上がってこない。
     仕方がないので
おまけの1kmが増えた。    
 南米アンデスボリビアにある山 ワイナポトシ(6088m)に登ってきました。
中心都市ラパス郊外に白く大きく勇姿を映し出している。
8月3日日本を立ち、日付変更線を越え、世界最高所の都市ラパス郊外のチャカルタヤ峰(5390m)で
高所順応訓練後
ワイナポトシBCに向かう。
 
登山実施  実施日(2008年8月7〜8日) 
       
実施者   平岡ガイド他中村、含め8名