登山実施  実施日(2002年7月24,25日)    実施者 中村政司他大勢
 7月24日
八王子駅前8:30 
過去富士山には冬に雪上トレと称して行っているが強風等で登頂していない。
     今回は4度目の正直ということで地元のY旅行会社が、主催する登頂ツアーに参加した。
     総勢23名でバスで富士山5合目まで行く。
富士山5合目11:15 1時間の休憩後登山姿に着替え出発。登山ガイドを先頭に最後は添乗員のお姉さん。間に我々。
    
 本日は快晴。日なたにいると暑いくらい。水平道を少し歩き6合目付近から登山道の始まり。

6合目11:30 登山道を登り始める。下を見ると山中湖、河口湖、奥秩父の峰峰、
     甲斐駒をはじめとする南アルプスが雲の上に一望できる。
     ガイドの一定したペースで30分から50分位で山小屋前で休憩し、登ってゆく。
     砂地の登山路であり、口の中が砂だらけ。まだ登山シーズンが始まったばかりなので
     ゴミの富士山の様子がない。
8合目13:50 本日の宿泊宿、太子館に到着。標高3100m。
     普通の日だというのに、小屋は登山客で一杯だ。すぐに自分が寝る場所に案内去れ、半畳ほどの寝床の確保。
     この山小屋は枕と寝袋が準備されている。落ちついた後で外に出て、持ち上げた缶ビールを一杯。最高。
     4:30食堂が狭いので団体毎の早い食事。本日の夕食はカレーライス。すぐなくなってしまう。
     食べ終わると明日の朝食が渡される。パック入り五目ご飯2袋。おなかがすいているので早速1袋あけて食べてしまう。
     後は寝るだけだ。出発は23:45起床、24:00出発を言われそれまで寝る。
7月25日0:00 夜中から雨風が吹き出し、暗い小屋の中まで聞こえる。
     なじめない枕にうとうとしながら11:00過ぎには周りの人たちが、登る準備を始めている。
     外のトイレに行きながら様子を見ると霧雨が強風に飛ばされている。こりゃ完全装備が必要だ。
     予定通りに0:00出発だ。ヘッドランプをつけての登り。
     添乗員さんの点呼もみんな雨具で顔を覆っているので大変だ。
     登山道は最初から岩場だ。暗い道を雨で濡れた眼鏡のレンズの隙間からのぞき、わずかな視野での歩行は難しい。
本8合目1:50 ガイドの案内で3300mのお店の中で休憩。食事の準備。次々と登ってくる。ゆっくりしていられない。
     この辺まで来ると女性の方が高山病に罹りリタイヤが出る。私も軽い吐き気もするがまだ大丈夫。
     表に出ると風雨がさらに強くなっている。ここより上は頂上まで風を遮る物はないとのこと。
     ガイドの人達が集まり、どうするか打ち合わせ中。先に行った団体も引き返してきているとの事。
     すべての判断をリーダーであるガイドに任すことにした。 
下山開始2:30 今の時間帯にこの強風の中を進むには無理があることはわかっていたので全員下山開始。
     高山病で小屋に残った人を拾い、もときた道を太子館まで戻る。3:30到着。明るくなるまで休憩。
     濡れた雨具を脱ぎ仮眠。
太子館出発4:30 明るくなった下山路を下る。登りとは違った広い砂地の下山路。
     雨風はここまで来れば弱くなってきている。まだ頂上は大変
5合目8:50 ここまで来れば雨もやんでいる。また出直そう。団体旅行なので時間優先のため、登頂できなかった。
     残念だが来年に再挑戦しよう
富士山登頂
 1日目は最高の天気で真っ黒に焼ける天気であったが2日目はうってかわって強風。
台風9号が日本列島を西に移動中の為、余波で大荒れの天気になってしまった。
独立峰だけに天候が変わりやすいせいもあるのだろう。
 今回団体旅行での参加ということで手を抜いた山行を添乗員のS嬢さんおよびガイドのMさんに
お手数をかけ、ありがとうございました。   
トップ アイコン