10月17日(月)〔@〕 “医療費助成について話し合いを実施、前向きに進めることを確認する”

 ご無沙汰いたしていますが、お元気ですか。

 さて、先週は保健医療の問題で、まだ保険に入っていない方の事で二つの提案があり、週末26名の被爆者に集まっていただき話し合いを致しました。

 一つは、プラサッキ医療保険会社が、今は保険の新規加入者は認めていないのですけれど、被爆者に限り団体(在ブラジル被爆者協会)で加入していただければ、コチア病院と、サンタクルス病院で診察、治療、入院等無料で受付ます。という提案。

 もう一つは日伯援護協会で、援護協会会員になっていただければ、援護協会診療所、日伯友好病院で、診察、治療、入院など無料で受付ます。但し会員になっていただくのは個人個人。と言う提案がありました。

 支払い金額は両提案とも、国の「在外被爆者保健医療助成事業」に認められている、年間13万円を少し過ぎた金額です。
 しかしプラサッキ社の場合団体保険での加入で、当協会として、会員から毎月の支払いを受け、保険会社にまとめて支払うと言う事は、皆ボランティアで働いているのでとても無理。また人を雇って、金銭を扱うとなると、費用もかかるし、其の責任も負いかねるので難しいと考えています。
 日伯援護協会の会員になった場合、保険医療助成事業での被爆者に対する支払いなので、厚生労働省で援護協会会員になって月々の支払い領収書で国が認めてくださるか。
 厚生労働省にもこの件をお知らせいたしお返事を頂きました。
 これは、今後具体的な内容など詰めていかなければなりませんが、前向きに検討していきます。

 土曜日に集まった会員はほとんど保険に加入しておられる方々でしたが、半数以上の方が「それは良い話で1日も早く実現できるよう進めて欲しい」との事ですので、今週中に会員全員にこの件でお手紙を送りたいと計画いたしています。

(盆子原 国彦)

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