12月13日(月) “笑いのうちに忘年会…想い返せば変動の一年でした”

 12月11日午前11時より協会事務所(日本食料品店「スキヤキ」)にて被爆者35名、来賓9名が集い、忘年会を行いました。

 司会を岩崎理事がおこない、向井副会長が開会の辞、亡くなった被爆者の冥福を祈り黙祷、森田会長の挨拶、厚生労働省よりの書簡について検討し、役員会に一任と決定しました。

 盆子原理事の友人で(ピラルクー養殖家の)鴻池氏より寄贈の9キロのピラルクーを始め、会員持参の巻すし、ドラ焼き、パイナップル、等、又テレビ長崎の橋場紀子氏より、この忘年会にと送って頂いた和菓子を懐かしく頂きました。 

 アマゾンに住む世界最大の古代怪魚と言われているピラルクーを鴻池氏が一メートルのまな板で解体、説明されました。
 刺身、揚げ物、吸い物、参加の被爆者皆さん大変喜ばれました。

 特別にお呼びした、広島県人の押岩さん(94歳)下見さん(80歳)清水さん(81歳)、旅行社の石井、高橋氏、青年隊の三名の方、和気逢いあいで、笑いのうちに午後2時に終わりました。

          

 想い返せば今年の被爆者協会は変動の一年でした。

 2月に日本の厚生労働省より二人の省員がブラジルに来訪され現地の被爆者の実態を視察され、4月には協会より4名が自費で訪日して在外被爆者の援護対策を要請して参りました。

 昨年に続いて平成16度南米被爆者健診医師団による健診事業があり、ブラジルに於いては
・サンタ・クルース病院(サンパウロ)3日間87名
・クリチーバ(パラナ)14名
・リオ領事館(リオ・デ・ジヤネイロ)6名
・・・・・ブラジル146名の内107名が健診を受けました。

 忘年会が楽しく終わり新しい年を迎えるに当たり皆さんの幸せを祈り報告致します。

                  在ブラジル原爆被爆者協会
                   会長       森 田   隆
                   事務局長    森 田  綾 子 

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