オリーブオイルは少なくとも3種類のオイルを常備しておくことをお勧めします。
一つはシングルエステートの最高級のオリーブオイルです。
スープ、シチュ−、パスタ、サラダなどに直接ふりかけて、その風味と味をお楽しみください。
二つ目はエクストラヴァージンでも価格の安いブレンドもののオイルで、肉や野菜を焼くときに調味油として使用してください。
マリネ用に用いたり、ハーブ、スパイス、ガーリックをたくさん加えて風味豊かなサラダドレッシングをつくるのも、このタイプのオリーブオイルで十分でしょう。
最後はピュア・オリーブオイルです。これはちょっと多めに、イタリア料理をつくる頻度にあわせて用意しておくと良いでしょう。
凄く安いこの手のオイル・・・精製ものだからって馬鹿にすべきではないのです。
高級オイルにばかり目をとられがちですが、揚げ物やマヨネーズの材料として重宝するのです。
実は、マヨネーズをつくるのにエクストラヴァージンオイルなるものを使用して高級マヨネーズと称してつくると痛い思いをします。
高級オイルの持ち味である風味とその味が強すぎて、本来調味料であるはずのマヨネーズが、せっかく用意した食材の持ち味を殺してしまうのです。
また、オリーブオイルは揚げ物料理には使わないほうが良いと言われますが、発煙点が210度と他の油に比べて高く(コーンオイルは160度、ひまわりオイルは170度)実は揚げ物に向いていることがわかります。
当然ながら、この手の料理は油をたくさん使用するので、サラッとした安いピュア・オリーブオイルを用いることになります。
ここでも、高級揚げ物・・・と称してエクストラヴァージン・オリーブオイルを使った日には・・・
胃がもたれます。
胃薬を飲んだほうがよいでしょう。
ま、とにかく3種類のオリーブオイルを取り揃えてください。
で、お勧めの銘柄は・・・
すみません。
まだ研究中でして。。。
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