研究メモ
個人輸入の方法

私は、数年前に一度、美味しかったオリーブオイルのメーカーに直接手紙を書いて、送ってもらう事が可能か問い合わせたことがある。兄がパン屋で、商売に使うオイルを探していたのだ。

その頃はまだイタリア語を習っている最中で、手紙を書くのには先生の手助けを必要としたし、イタリアの業者というものについて知識もいくらか授けてもらった。

手紙は無事に返事をもらう事ができ、すぐにサンプルとしてラベルの貼られていない350ml入りのオイルが1ダース程送られてきた。

私は感動したが、その味を見た兄は「これはエクストラバージンではない」と言うのだ。

日本でも同じだが、業者のなかには良い人もそうでない人も居る。私のイタリア語の使い方がまずかったのか、オイルの知識があまり無かったからなのか、味についての問い合わせをした後ぷっつりと連絡が途切れた。

今思えば、良い体験ではあったが、もし相手が良心的な業者だったなら申し訳無いことをしたと思う。

何故なら、その会社の担当者は日本についてのイメージが悪くなってしまっただろうから。。今度誰か日本人が接触を図ろうとしたとき、きっと苦労するに違いない・・

個人輸入に関しては、量についての制限もあるし、イタリア人の気質というものあり、はたまた輸送途上でのハプニングも想定しておかないといけないので、なかなか難しいかも知れない。

しかしこの研究は私の苦い体験を生かすためにも是非取り組んで報告したいと思っているので、今後に期待して下さい。





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