望む者 望まれる者





君を待つ

  君を待つ
  君に会うために
  君を待つ
  君の姿を観るために
  日を数えて
  時を待つ
  今度はいつ会えるのだろう…

  待つ日々は長く
  しかし待つ日々は早い
  過ぎ去る時の中で

  やはり 私は
  君を待つ

            紫野





まだ 見ぬ街

  まだ見ぬ街
  心に描く街
  次に 君が 生きた街として
  私の前に 現れるから

  私は 彼が 生きた街として
  自分の目でしっかりと
  記憶して感じて来たい

  今を生きる 人々の住む場所だから

                  紫野





いつもと違う 街で…

  見慣れないけど…
  見た事のある街
  見た事は あるけど…
  日々変化する 街
  此処で君に会うのは 久し振りで
  君は きっといつもの顔で
  元気に過ごして居るだろう
  この街に居る間に
  君の飛び切りの笑顔に会えたら
  なにより 1番嬉しい…

               紫野





人は 優しい

  人は 優しい
  そして 優しいから 厳しく
  愛しているから
  心が うまく伝えられない

  人が人を想う時
  想いが伝わるように 言葉を尽くすけど

  心を伝える事は
  人を理解したいからこそ
  とても 難しい

  でも やはり
  人は 優しい

                   紫野





夢 幻…

  人間の欲望が見る夢は
  光を求めている筈なのに 闇へと向かう
  人を愛しているから
  その為 人の醜い心も知る

  人の心の奥底は
  見てはならない物なのか
  人が目覚めて見る夢の先に
  真の光は 存在するのか

  夢 幻…
  儚いからこそ
  その手に出来る者は 幸福だろう

                 紫野




人は 一人では無いから…


  人が 一人居る
  たった一人の 人だけれど
  人は 誰か一人が 見て感じただけの
  人間では無い

  人は その時 その瞬間
  何より その人を取り巻く人達で
  変わる

  人は 一人では無いから
  人が 人として生きる為に
  きっと 君は 自らを見つめ
  悩み 考え抜いて
  行動しようとしたのだろう

  でも 何が正しかったか…
  その答えは
  今も 見つかって居ないかも…
  しれない…

                紫野





癒されたくて


  日々の 生活に
  毎日の 夏の暑さに
  疲れて 疲れて居るからこそ

  君の笑顔が見たくて
  この街へ来る

  君に会えて 元気な笑顔を見れて
  心が ほっとして
  ゆったりと 浮き立って来る

  癒されて
  癒されたくて
  また 君に会いに
  この街へ来る

                 紫野




繰り返すうちに


  何度 この日をむかえるのだろう
  君が 居てくれるから
  君と 出逢った…
  大切な君で 大切な日で
  でも 繰り返すうちに
  当たり前に なって行くようで…
  でも 大切な日に違いは無くて
  君が 居てくれるから
  私は 君に会いに来れる
  それは やっぱり幸せな事で
  日常の 当たり前の事になっても
  やっぱり お誕生日 おめでとう

                 紫野




かぞえてみる


  かぞえてみる
  君と 出逢ってから
  いったい どれぐらい
  時が 流れたんだろう
  1 2 3…
  まだ、両の手で
  かぞえる事は 出来るけれど
  それでも ずいぶんと
  時が過ぎた事に 驚く

  今年も 君が 積み重ねる時を
  見守れる 幸せ
  そう Happy Birthday
  今日は 君の生まれた日
  君が 幸せの時を
  刻み続ける事を 信じて

                 紫野




いきいきとして


  いきいきとして
  本当に いつもの事なのに
  いきいきとして
  思いきり 笑う君を観れて
  私は やっぱり嬉しい

  いつもの事だけど
  いつもの君だからこそ
  私は 幸せ何だと思える

  明日からの旅も 楽しいもので
  君の笑顔が 沢山
  花 開きますように

                紫野




君の心の人


  君の心の人を 教えて欲しい
  存在するけれど 姿を表さない
  ただ ひとりの 男性を

  君は 君ならば
  その心に 描く
  彼の姿は
  いったい 誰の顔で 声で
  想い 描き
  君の心に 抱いて居るのだろうか

                   紫野




生きる事


  女として 生きる事を
  捨て
  軍人として 生きる事を
  望まれ

  そんな 君の人生の中で
  貴族として 生きる事より
  人として 生きる事を
  選んだ時から

  君に 差し延べられた
  優しい手を 拒み
  君を 戦いの中へ行かせまいとした
  愛に 背いても

  君は 人として生き
  人して 戦い
  そして…
  
  だが 君は 恋する事より
  愛する事知り
  愛せたからこそ
  君は 幸福だったと 信じたい

                 紫野





ひたすらに


  ひたすらに
  そう ただ ただ ひたすらに
  生きた
  荒れ狂う時代に
  生まれたからこそ
  君は 生き抜く事しか
  出来なかった

  心 安らかな時
  望んで えられる事など
  無いと 思いながらも
  君は きっと 一時でも
  手に入れたと 信じる

  ひたすらに 生きたからこそ
  君は 君らしく
  最後の時を 迎えたのだと…

                  紫野





幕が上がる


  開演の ベルが鳴る
  幕が上がる
  毎回 繰り返される事なのに
  心浮き立つ瞬間なのに
  今は 少し不安で
  でも 妙に いつもより嬉しいのは
  貴女の言葉を
  貴女を 信じているから

  しかし 今回は いつもと少し違う
  幕開けだろう…

                                     紫野




みえて いたものは…

  みえて いたものは…

  貴女の居ない 舞台で
  貴女の姿を 思い出す

  記憶の糸を 手繰りながら
  あの時 あの日の 貴女を

  記憶は すでに あやふやで
  その姿も 朧げな筈なのに
  私の内に 貴女は居て
  今 自分の目の前に居ないのに

  私は やはり
  確かに 貴女を見ていた

               紫野




いつか 出逢える日を

  君は 人生 結婚については
  語る言葉を 持っているけど
  君は 愛を語れるかな
  友人達は
  確かな愛を 手にしたけど
  君が その胸に想う人は 現れるのだろうか
  君の その 飛び切りの笑顔に 応えてくれる
  唯一人の 女性に…

  君が
  いつか 出逢える事を 信じて…

                       紫野




楽しむ

  楽しむ
  楽しむ事は
  簡単で… 難しい…

  心も 身体も 豊かで 健康でなければ
  楽しむ事は 出来ない…

  君は いつも笑ってる
  人生は 楽しい事だらけ
  楽しい事こそ 人生と笑う

  でも そのためのパワーは
  想像以上に 沢山必要なのだろう

  楽しむ
  楽しむ事は
  簡単で… 難しい…

                  紫野




映し身

  鏡に映した姿だけど…
  どこかで見た記憶と重なる
  君の生きた時が
  今も確かに 息づいてる
  君の 笑顔が 大好きだから
  それを 大切に見守って行きたい
  君よ 君の歩みは
  確かに 君の夢に向かっていると 信じて

                      紫野




悩むことは無い?

  悩むことは無い
  それは 彼の口癖…
  悩むより 笑顔
  確かに それは正解
  でも 人は ずっと笑っていられるかな
  彼も 言葉にしない事が
  きっと ある筈
  笑顔で居続ける 強さと
  その パワーの裏側…
  それを 少しだけ 覗いてみたい

                    紫野




望む道

  ここまで 来た
  君が 笑顔だから
  君が いきいきしているから
  君が そこへ行く日を
  待てる 見れると 信じる
  君は 君自身を信じて
  君の望む道を
  しっかりと 歩んで欲しい

               紫野




 旅 

  君は 旅立つ
  私は 私の場所へ戻る
  君の旅の 幸せを信じて
  君の行く先と
  私の居る町と
  空は ひとつなのだから

  君の旅を
  私は 私の場所から見守ろう
  きっと 笑顔で 過ごして居るのだから

                    紫野




眼差し

  男が その夢を語る時
  その瞳は 少年のように輝く
  しかし その志しが
  高ければ 高い程
  その進む道は 困難である
  だから その眼差しは
  鋭く輝き
  時に 人を捨てねばならない

  君よ 君の進む道に
  君の望むものが あれと 祈ろう

                 紫野




嬉しくなる

  小さな感動が 沢山あって
  君が そこに居て
  いきいきと 笑って居るから
  私も 本当に嬉しくなる
  心から 嬉しくなる

  今日から 少しの間
  夢の時の中で過ごそう

             紫野




  朝 

  朝 日差しの 眩しい 朝
  久し振りに 君に会える
  日を待ち 時を重ねて
  この日を 待ち焦がれる

  今日の君は どんな表情で
  どんな姿で 現れるだろう
  君に会える
  単純で ある意味普通の事
  でも やっぱり 私は嬉しい

                紫野 




今日は 何の日

  今日は 何の日
  今日は 貴女のBirthday
  何度目か 数えるのは
  心の中だけにして
  それでも 何度目と言える
  自分が 少し嬉しい

  貴女が そこに居て
  そして 私は 貴女を見てる
  貴女の 重ねる時を
  私も  重ねて行けるなら

  今日は やっぱり
  一年で 一番幸せな日

  Happy Birthday
  桂ちゃん!!


             紫野




  夢 の 時  

  夢を 手に入れたから
  その次 夢の先に 君は
  何を 見つめ
  何を 求めるのだろう
  夢と現の 今を
  君は いきいきと 楽しんでるから
  今は まだきっと…
  君は この次を 語る言葉を持っては 居ないだろう

  今を 夢の時を 生きているから

                       紫野




 な ま も の 

  生物!!
  とは 良く言った物で
  その時 その場に 居たから
  出遭える瞬間が これ程楽しく
  そして 動揺するのかと…
  改めて 思う
  でも 生物だから
  舞台は 人と人で成り立つ 素晴らしい物

                       紫野






  夢 の 先 

  夢を 手にしたから
  現実の 難しさを 語る
  難しいから こそ
  その先にある
  現実と 向き合える
  君は 自分と向き合い
  大きな一歩を踏み出した
  その瞬間に 立ち会えた事に
  私は 幸福を感じる

              紫野






 時と 日と 年 

  今年も また 時を重ねる
  時と 日と 年を 重ねる
  その内の 数年 数日を
  君を見つめ 見守り
  そして その事に喜びを感じる
  君の時を 祝える幸せ
  今年も またその日が近づいて来た

                   紫野





  理  想  

  人は 誰しも
  こうなりたい
  こうありたい と
  自らの理想を 追い求める
  それは ささやかな望みであったり
  大いなる 夢かも 知れない
  でも 人が生きて行く限り
  その理想 自分が成りたい者に成る事は
  きっと 容易い事では無い
  から こそ…
  人は いつの世も 理想を 夢を 追い続ける

                        紫野





イメージ

  イメージ
  君のイメージ
  私達から見た イメージ
  じゃ無くて…
  君が 君自身に抱くイメージ
  それは どんなイメージだろう
  君自身の 素顔でなく
  ある意味 表面の 見た目の
  イメージ…

  いつか 君の言葉で話してくれるだろうか

                      紫野






生きる意味

  闇と呼ぶには 鮮明で
  光と呼ぶには 重く
  そして 儚い
  人が 人として 生きるために
  夢を 人生を手に入れるために
  迷い立ち止まり
  そして 生きいそぐ…
  人は その生の先に
  何を… 求めたのだろう…

                 紫野





 告  白 

  ときどき…
  君の困った顔が見たくて
  ちょっとした 意地悪をしてみる

  君は 期待以上に驚いたり
  予想より 微妙な 表情で
  私の悪戯を受けてくれる

  好きな子を苛めるのは
  本当に 子供じみてるけど
  これも やっぱり 惚れてるから?
  と… 君に告げてしまおう…

                  紫野








新しい夢


  柔らかな 陽射しの中で
  君は微笑む
  少し すまし顔で…
  そんな君を見て
  次への期待で
  私の顔も ほころぶ
  君が 見せてくれる
  新しい夢は
  どんな表情をしているのだろう

                  紫野







終わらない夢

  熱気の渦が
  客席を巻き込み
  ステージと 客席の境界線が無くなる
  夢のような時に
  いつの間にか 酔いしれる
  人々を包み込む 熱い時を 
  今 この時を忘れない
  幸せ と 言える事が真実だから
  人は終わらない夢を
  今夜も 夢見よう

                  紫野






時の流れ

  嬉しい時 淋しい時 悲しい時
  時の流れを 止める事は
  出来ないのだから
  流れて行く時は
  少しでも 喜びの時であって欲しい
  光り輝く時を
  君は 過ごして居るから
  その時の 真ん中に居る
  君を
  私は 見つめ続けて行きたい

                紫野






出逢い

  人は ひとりだけど
  ひとりだから
  誰かと 出逢える
  人は 人と別れるから
  人は また人と出逢う
  側に誰も居なくても
  大切な人が 近くに居なくても
  きっと想いは 変わらないから
  出逢えた 真実を信じて
  君の道を 歩いて欲しい

               紫野






酔う

  毎夜 酔う 夢に
  酒に 歌に 恋に
  走り続ければ
  いつか辿り着けると
  信じて 疑わなかった日々
  若さ…と 言えば
  それだけだけど
  その時 その輝き その夢を
  たとえ失っても
  夢に酔った日々は
  色褪せる事は無いだろう

                   紫野






マザー

  繰り返し思い出す
  優しい声 その温もり
  共に暮らした日々は
  長くは無かったけれど
  今も覚えてる 貴女の事
  生きろと言って
  目の前から消えた貴女
  夢の間に思い出す
  貴女との幸せな日々
  そして思い出す
  あの 悲しみ

  マザー 貴女は僕の側に
  今も 居てくれますか

              紫野






忘れない

  走り抜けた
  だから 輝けた時

  夢と 語れたから
  その熱さに 酔えた日々
  時間を巻き戻す事は 出来ないけれど
  その日々は 忘れない
  夢の形は違っていても
  生きた証は残せるから
  その時 その一瞬に
  ときめき 輝き続けていたい

                 紫野






夢 と 現

  悪戯に 時は過ぎ
  君の行く その道を
  ひたすらに 只 ひたすらに
  追い続け 日を重ねる

  夢を見る 君に夢を追う
  夢に夢を繋ぎながら
  君は夢を 現に変える

  日と時を重ねて
  君の姿見つめながら
  夢と現の狭間に
  今日も さまよう

              紫野






愛ー癒されない渇きー

  その瞳を 輝かせて追う獲物の姿に
  君の心は 躍っている
  その指先で 操るのは
  夢 希望 それとも…
  心は 美しい獲物に焦がれながらも
  その身を 裏切る事になるから
  追い詰めるだけで
  また 取り逃がす
  捕まえる事の出来ない
  愛だから
  その飢えにせかせれながら 求め続ける
  癒されない 渇きを抱きながら
  愛を…

                    紫野







ひとつでは ない…

  選ぶ道は
  ひとつでは ない
  その瞳に映る光も
  ひとつである必要は ない
  でも…
  君は 選ばなければならない
  その時は遥か先と思って居たのに…
  その時は すぐそこに来ているのかも知れない…

  君よ 迷え 悩め
  その先に 君の夢を
  君の 進む道を 見つけるまで…

                            紫野







出逢いの 意味

  なぜ 君なのだろう
  なぜ 出逢ったのだろう
  そう 幾度も 繰り返し 繰り返しても
  やっぱり 君が1番で
  それは 私にとって事実でしかなくて
  君を想い 君を追い
  君に逢いに この街へと…
  君に出逢った意味があるなら
  いつか 私に わかるだろうか

                         紫野






望む者 望まれる者

  望まれ無いより
  望まれる方が 良いとわかっている
  でも 望まれる事が
  君の 望む事で無いなら
  君は 君の望む者になれ願う
  君は 君自身の為に
  君の見る夢を追って欲しい

  望まれる者より
  望む者に
  君の その選ぶ道を
  私は 見守り 見届ける事が出来たなら
  きっと 幸福でいられる

                          紫野






時の軋む音

  時が軋みながら 流れて行く
  その中で君は 取り残されたように
  立ち尽くし 迷い 苛立つ…
  君の時が見つめて来た物は
  その歩みの先は
  いったい 何があるのだろう
  君の 求める物は
  その手に 出来たのだろうか…
 
                    紫野






解説 トップ