特別な日 特別な日 今年も この日を過ごせる事は やはり幸せな事で… 君が 進む姿を見守り 歩める事 時を重ねる度に 君は 大きなものを背負い その瞳に写るものは きっと 鮮明になって… だからこそ 君自身は 変わる事無く その道を 進んで欲しい 紫野 |
君へ −ベルナルド− 君の事で 思い出すのは 笑顔 優しい眼差しで 微笑む 君 君の 温もりそのものの 笑顔 深い 深い悲しみだから その 笑顔の奥底に押し隠して でも 君のすべては 君の 笑顔に 現れる 優し過ぎるから 傷つく心を 笑顔で包んで 君は 強く 強く生きた… 紫野 |
母の愛とは… 母の愛とは 母の言い付けに 背いたから 命賭けて守った 我が子を 連れて行くのだろうか 母は 例え 何があっても どんな形でも 子の命を守る だから 罪を犯す意識と 幼いながら 母を守れ無かった事 それも 彼を悲しみに封じ込めたとしたら そして 新しい命に触れた時 その喜びに 彼の封印は解かれ それが 罪へ導いたとしたら… 彼の命が ついえた事も 母の愛が 彼を受け入れ 許したと 思いたい 今は幼子に戻って 母の胸に甘えて眠って居るのだろう 紫野 |
無垢な魂 君の瞳は悲劇に曇る事無く 唯 言葉を封じる事で 悲しみから逃れた でも 君は 笑顔 失う事無く 愛する人々 愛される人々と共に 育った 人の温もりを知って居るから 君は 無垢な魂を持ち続け だからこそ 心の奥底に悲しみを閉ざした 君よ 願わくば思い出す事無く 生きて欲しかった 紫野 |
罪 優し過ぎる 罪 素直過ぎる 罪 純粋である事は 時にそれゆえ人を傷付け 己も追い詰める それでも 人が人を想う時 人が人を愛する時 傷つく事を恐れては その想いに応える事は出来ない 紫野 |
人として 人として 生まれ 人として 愛し 人として 生きて 人として 死ねたのなら それは やはり 幸せなのだと… そう 思えるなら… それは 人が人として… 生きて行けたと言うこと… 紫野 |
閉ざして居たのは 閉ざして居たのは 記憶ではなく 優し過ぎる想い出 心の奥にしまった物 まだ 子供だったのは きっと 自分の方で… 君の気持ちを 受け止めきれて無かった 想い出の中の約束は 今 想い出から 解き放たれる 君を 今はっきりと 取り戻す 約束を 現実にするために… 紫野 |
今 今 だからこそ 今 と同じ時間が流れているから 不安は 心の中に沸いて来ます でも 信じる事 それしか 出来なくて 今回の幕が上がり 無事に降りるまで 私は その時に立ち会える事を 喜びとして 心待ちにしたいと思います 純粋だからこその 愛と 悲劇と 奇跡の物語を… 紫野 |
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