坂本真綾、菅野よう子、推薦(予定)。
そんなコメントが書かれた宣伝のチラシをタナボタ3の会場で受け取った人が多いと思います。
実際公式サイトやラジオでも真綾嬢が紹介していたので、(予定)は外れてもいいわけですが。
直接YK,MSとは関わらない作品だけど、あえてここで紹介してみようかなと。

(画像をクリックすると購入できます。)
しっぽのうた、うちゅうひこうしのうた、チロルチョコCMなど、独特の言葉回しの曲の作詞をした一倉宏が書いた
ユナイテッドアローズの広告コピーに加えて新規書き下ろし、未発表作品をまとめたエッセイのような詩集のような作品。
購入した紀伊国屋書店では詩のコーナーにありました。
作者紹介の所で作詞作品の欄にうちゅうひこうしのうたが書いてありました。これは真綾ファンとしてはうれしいところですね。
「朝食のガガーリン」はある歌を知っているとニヤリとさせられるでしょう。
最後に書いてある通りユナイテッドアローズの広告に使われたものはおよそ服飾の宣伝文句らしくないものばかり。
それでもなんとなくお店に寄りたくなったりするような、そんな不思議な感じがします。
この本を特に薦める対象は今、恋をしている人。
かといって恋愛に飢えている人に薦めないかというとそうでもない。そう言う人にもソフトに心地よい何か伝わってくるはず。
タイトルであるところの人生を3つの単語で表すとしたら、いったいどんな回答があるのか想像もつかなかったけれど、
蓋を開いてみるとなんてすてきな答えなのだろう。
自分はまだそういう答えには至れないけれど、いつかそう思えるようになりたいなって思った。
|