2004.9.23 最新情報

債務未済物件の売り出し!

  9月下旬になって、潟gーシンは完成間近の鵜の木ワンルームマンションを、投資・資産運用目的の「フェニックス田園調布南」の名で、一般分譲の発売に踏み切りました。

 同社のホームページによれば、大変立派な建物の由で、その生活立地・周辺環境・交通事情等に至っては、それ等記載以上に誠に申し分無く素晴らしい実態であります。 しかし、この物件を廻る生活環境問題で地域住民と軋轢があり、マンション管理・プライバシー保護・日陰補償等の未解決事項が残っている点には全く触れておりません。

 この事自体が、宅地建物取引業法の重要事項説明の趣旨を満たしておらず、業者の“只々売らんかな”の姿勢だけが浮き彫りになっています。 更に、この建築主としての債務未済の事態が続けば、正に“建てっ放し、売り逃げ”が横行する事になり、加えて、マンション購入者ないしは入居者にまで不測の重大損害が及ぶ事態が予想されます。

  これまでの都内各地で派生した潟gーシンのワンルームマンション乱開発による紛争被害の例に漏れず、当地鵜の木に於いても、地域環境/周辺住民生活を無視した極めて一方的で乱暴な建築強行が後述の通り行なわれて来ました。 

 現在未解決になっているマンション管理・プライバシー保護・日陰補償等の諸問題に就いても、潟gーシンは当初より逃げ回っており、ようやく昨年末、大田区役所立会いのあっせんの場で、改めて周辺住民側との話し合いに入る事を潟gーシンは約束しました。 次いで、区のあっせんから直接工事説明会に移行した段階でも、これ等問題の具体的進展が得られず、本年1月22日の建築工事着工後は、工事説明会も開かれず、住民側との話し合いそのものを潟gーシンの交渉代理人が拒否して全く埒があきません。  そこで、我々地域住民側は、予告の上、再度潟gーシン本社を訪問、社長に面談要求しましたが、事実上の門前払いで実効を得ず、更に数次に亘り潟gーシン社長宛ての公文で、抗議と話し合いの再開を要求しましたが、全くのなしのつぶてです。 これ等の消息は逐一大田区に報告、善処方を求めて参りましたが、区の調停も潟gーシンの拒否で実現せず、住民との話し合いの再開は「公判中で、潟gーシンとしてその意思なし」と区へ電話回答して来ました。

 これ等は真に理不尽な事です。 現在、裁判で争っているのは、専ら潟gーシンへ土地所有権が渡る以前の前地主時代の旧建物の解体・整地工事に係わる近隣被害の復旧と補償であり、そこで非難さるべきこのマンション建設を廻る同社の不誠実な対応と本件未済債務とは全く無関係であって、我々との交渉拒否の理由には当りません。

  つまり、法的基準に外れ、公開の場で約束した事項を果たさず、建築主として当然の債務履行を彼等自身の恣意で遅らせ、ひたすら「売り」だけに走ろうとする潟gーシンの暴挙に我々周辺住民は激しい憤りを感じております。

 我々としては、一日も早いこの懸案解決を望んでおり、同時に、この潟gーシンの債務積み残しで、これからのマンション購入者ないしは入居者に更なる被害が生じる事を懸念し、敢えて実情を明らかにする次第です。