歩いた距離は6.56Km、1時間34分、消費カロリーは約523CAL (NIKE+iPodの測定値)。寺之内通は短い通りなので、この後出町柳まで歩いて、蕎麦屋(響)でわりご蕎麦を食べてから帰路についた。
ここはもう洛外だ。平安京では東西の通りは一条通(一条大路)までが洛内になる。
この通りの西の起点は紙屋川を越えた辺りの廬山寺通からになる(西大路を少し東へ入った辺り)。近くには衣笠市場がある。この辺りから千本通りの手前までは、住宅街が続く。千本の手前に福王院、大幸寺、称福寺、そして引接寺(
千本閻魔堂)がある。
寺之内通は寺町通と同じく、豊臣秀吉によって、数多くの寺院がこの辺りに移転させられた。ただ、寺町通と違うのは、この辺りは平安時代からお寺の町だったようだ。平安時代に寺之内通大宮上るの地(今の妙蓮寺がある辺り)に安居院(アグイ)という大寺が創建されたと記録にある。
千本を過ぎた辺りに称念寺・通称「猫寺」というのがある。なんでも寺伝によると寺は基は松平家によって建立されたが、後に疎遠となり荒廃していた。三代目の住職の時、愛猫が枕元で松平家との復縁を告げ、住職に報恩して寺は再興した。以後、寺では猫の霊を厚く守護した。このことから後に「猫寺」と呼ばれるようになったと云う。境内にはペットの墓苑がある。
この近くに織成館(能装束や西陣の手織物を展示:写真1枚目)があり、前の道(寺之内から上立売まで)は石畳の道になっている。もう少し西に行くと松翠閣(西陣の工芸美術館)があり、この辺りは西陣の街並みが続く。
織成館の一筋東に聖天さん(
雨宝院)があり、ここへは花が咲く季節には、必ず年に数回訪れる。小さな境内だが、たくさんの種類の花が咲く隠れた花の名所だ。
堀川通の手前には
妙蓮寺がある。境内では御会式桜が咲いていた。本堂では十六羅漢の石庭が公開されている。
この辺りから、烏丸通まではお寺さんの山門と大屋根が続く。 堀川通を渡ったところには
宝鏡寺(写真2枚目)があり、春の人形展が催されていた。秋にも人形展があり、11月14日には人形供養が行われる。
この付近は、応仁の乱の激戦地だった。宝鏡寺の東側にあった百々橋(ドドバシ)を挟んで山名・細川の両軍が戦った。今は橋の架かっていた小川は埋め立てられてない。 この近くには利休の茶室「不審庵」があり、その裏(横)には裏千家の「今日庵」がある。今日庵の向かい側は
本法寺があり、春はここの桜も見事だ。
堀川通りに面したところには茶道総合資料館があり、裏千家家元代々の収蔵品が展示されている。
その向こうには
妙顕寺がある。ここの境内も広い。ここは隠れた紅葉の名所でもある。
衣棚通を過ぎた辺りに宝慈院(千代野御所)がある。光厳天皇(南北朝時代の北朝代一代天皇)の皇女・幼名千代野姫が入られたことに因んで呼ばれた。
その裏辺りに無学寺があり、この通りは烏丸通で終わる。