松原通は、佐井西通のもう少し西辺り、昔の島津製作所の五条工場の裏辺り (今はダイヤモンドシティ・ハナ ショッピングセンター)が西の起点になる。
 実は松原通は、平安京の五条大路にあたる。五条通から松原通に変わったのは、豊臣秀吉が東山大仏殿を造営したときに、六条(現在の五条)通には鴨川に橋がなかったため、参詣のために五条大橋を六条へ移してしまったためによる。 つまり、本家であったはずの五条通の名は橋とともに失われて、松原通と呼ばれるようになったというのだ。

 松原通は東の起点が清水寺である。松原通は清水坂と重なる。
 私の家(西京極)から歩いて、およそ8.75Km、所要時間2時間7分、途中神社や寺の写真を撮っていたので、実際に歩いた時間はもう少し短いと思う。消費カロリーは698CAL。(NIKE+iPodでの計測値)

 後で写真(下記リンクをクリック)を見てもらうとわかるが、1枚目は菓子職人(洋菓子屋)の店である。ここの子と、保育園が家の子といっしょだった。西大路を渡ると子供達が通っていた保育園がある。その裏が市立病院。長男は帝王切開で生まれ、未熟児だったので、妻が退院するまで、毎晩のように会社帰りにこの病院へ通っていた。
 少し行くと山陰線の高架をくぐる。いくつかお寺があって、大宮を渡ると松原商店街の入り口に至る。(写真1枚目)

 商店街の途中に五条天神がある。ここは弁慶と牛若丸(義経)がはじめて出逢った場所(森があった)とされている。この近くに天使突抜という地名が残っているのは、五条天神が、その昔「天使社」と呼ばれていたことによる。五条天神の前は西洞院(ニシノトウイン)通だ。ここを渡って、ちょっと行ったところに、親鸞の入滅の地である光円寺がある。(写真2枚目)

 烏丸通を渡ると平等寺があり、因幡薬師が祀られている。松原橋を渡るまでは、時折、大きな路を渡る以外は、誠に静かな通りだ。鴨川を越えた辺りから、観光客と思われる人達が目立ちだす。 そーっと六道さんの前を過ぎ、東大路を超えて、清水坂を上りだすころには、人並みの中だ。

 このウォーキングの最終目的は、清水坂の途中にある清坂亭で清水の地ビール「青龍ビール」を飲むことである。まずは清水さんまで登って、少し引き返してビールを飲んだ。清水寺は四神相応の青龍の地、そこで清水焼のタンブラーに清水限定の地ビールを注いで味わう。小さな旅を終えた感じである。

松原通