上立売通は、東は寺町通から西は馬代通までの2.6kmの通りだ。途中、六軒町から平野道(平野神社参道)まで中断しているが。
 名前の由来は、この通りに店舗を構えず、道端に店を広げて立ち売りする商業者が多かったかららしい。今では通りの名前だけが残っている。

 寺町通からスタートして、すぐに相国寺の境内を横断する。 烏丸通を横切って、同志社大学の学生会館を過ぎると室町通との交差点に出る。かってはこの辺りを立売の辻と言って賑やかな場所であったらしい。

 堀川を越えると西陣の町中になる。西陣小学校の前を通る。智恵光院通を越えると雨宝院(通称・西陣聖天)の大きな赤い提灯が見えてくる。ここは私の好きな場所だ。特に春と秋の花の盛りは楽しみな場所である。向かいは本骼の境内である。
 千本通を越えたところで通りは一端途切れるが、かまわず右へ左へ曲がりながら民家の間の細い道をゆく。間口の狭い京の町屋の奥からは、機織りの音が一定のリズムで聞こえてくる。

 ルートマップ上の黄色い線(下側)が上立売通だ。 民家の間を縫うように歩いていると、運が良ければ北野天満宮の裏を通る平野道へ出る。ここを真すぐ行くと平野神社の鳥居に突き当たる。そこを左に逸れて、平野神社の境内横(南側)を通ると、そこが中断していた上立売通である。
 ここからは立命館大学の前(馬代通)まで通りはつながっている。

上立売通