何しろ急な話の進展でローンについてもあまり勉強せずに通り過ぎてしまいました。
で、借入金の総計は、2830万円となりました。これを、
のどこから借り入れるか、父のアドバイスやKさんやOさんのアドバイスに従って考えてみました。
公庫は何といっても固定金利であることがメリットです。このときの金利は2.5%でした。ただ11年目から金利が4.0%にあがるという(なぜこうなるのかさっぱりわかりませんが)ことを頭に置いておく必要があります。
銀行は公庫よりも低い金利が魅力です。三井住友銀行で、キャンペーンやいろいろな特典を利用して1.575%でした。(ただし最初の一年間のみ。その後はすこしずつ上がる)ただそれは変動金利での話で、今は低くても将来どうなるかわからないデメリットがあります。
共済組合は担保なしで借りられる(実際には退職金が担保)のが強みです。金利も2.26%と低いのですが、これも変動金利(社会情勢に準じて変更される)ということで将来もこの金利であるという保証はありません。
あれこれ考えた末に、
- 公庫からは基準融資めいっぱいの1560万(35年返済)
- 銀行からは1000万(35年返済)
- 共済組合からは270万(10年返済)
借りることにしました。共済は10年で返済が終わるようにして、公庫の11年目からの金利上昇に対応し、むしろ月々の返済額は減少するように工夫しました。(平成13年8月1日・実家にて)
追記
- その後、こんな借り入れの仕方ができるのは、むしろ例外的であると知らされました。金融公庫からの融資で足りない分を別の金融機関で借りることなど認められるのは公務員とか一部上場企業のサラリーマンぐらいなんだそうです。自分はローンに関してあまり苦労しなかったのは、むしろ幸運だったのだと知らされました。(平成15年8月25日)