2003年9月28日(日) 無線LANに挑戦


製品写真

 ホームページを作るのにこのところよく職場のノートパソコンを持ち帰っている。我が家のメインマシンはWindows98(無印)なのだが、こちらはWindowsXP(Professional)の最新版でそれなりに快適なのでつい使ってしまう。で、ノートで作ったホームページのデータをメインマシンにコピーするのにCD-RWを使っていたわけだが、あまり安定していないのでいっそのこと無線LANでつなげてしまおうと思い立ったわけだ。


 最初は無線LANカードを二つ買って、ノートとデスクトップにそれぞれに差して繋げようと思った。デスクトップの方は、そのままでは差さらないから、カードアダプタを使って差そうと思っていた。近くのケーズデンキに行って、LANコーナーをうろうろしていると、店員さんに掴まった。「よろしければ、ご案内いたしますが…」と言うので、「お願いします」と言ってアドバイスをもらうことにした。

 当初のプランを話したら、「それはお勧めできない」と言う。「できないのか?」と聞くと、「できないだろう」というので、本で得た知識から「アドホックモードにすればできるのではないか」と聞いた。「うーん、それならできるけど…。設定が面倒です。それならアクセスポイントを買って設定した方が簡単ですよ」と言う。

 その本には「アクセスポイント」とやらは必要ないとあったので、「それは必要ないんです」と言ったのだが、「それぞれのパソコンでインターネットもしたいなら、アクセスポイントがない場合は、追加のIPアドレスを取得しないとできないですよ」という。
 IPアドレスの追加とはどんなものかはよく分からなかったが、それを取得するにはお金がかかるということだけは知っていたので、それなら当初のプランはやめにしようと思った。

 「じゃあどれを買えばいいですか?」と聞いたら、店員さんが差し出したのが、メルコの「エアステーション(WBR-B11/GP)」という機種だった。一瞬、もう一軒別の店に行って他の人の話も聞いた方がいいかなあと思ったが、面倒くさくなり買うことにした。

 それの上位機種で速度がもっと速いのもあったが、それほどは必要ないと思い、「じゃあこれでいいです」と言って買うことにした。(今にして思えば、価格差はわずかだったので、上位機種にすればよかったかも。無線の規格が「〜11g」というもので私が買った「〜11b」という規格の5倍のスピードが出るらしい)

 あと、PCIバス用のLANアダプタが1枚必要と言うことで、コレガのものを勧められた。そばにはメルコのものもあったが、「メルコよりもいい。コレガのLANアダプタで動作不良のクレームを受けたことはほとんどない」ということで、素直にアドバイスに従っておいた。

#しかし、LANアダプタって安くなりましたねえ。千円でお釣りが来るくらいでした。
#また、これは後で分かったことですが、メルコのエアステーションというのは、かなりポピュラーなんですね。職場の事務室もこれが使われていたし、本を見てもたいていこの機種の設定方法が載っていますね。

 家に帰って設定を済まし、やってみたらあっさりと成功した。ただ思ったより速度が出ない気がする。大きなファイルをやりとりするのは結構時間がかかるものだなあと思った。

 さて、次はインターネットだ。今はダイヤルアップで接続しているが、(店員さんには驚かれてしまった。)CATVのインターネットを申し込んである。そうしないとせっかく買ったエアーステーションが生きないのである。CATV会社のJ-COMからの連絡待ちである。


【前の話】 【一覧】 【次の話】