作業の様子その2


種なし巨峰



ぶどう園は雪化粧になりとても綺麗だったの
で思わず写真を撮ってしまいました^^
雪解けと同時にまた剪定(せんてい)作業を
始めます。

雪降る日が多く少し大変でしたが、
1月2月今年も剪定作業をしました。
去年の古い枝を切り落とし今年芽が出る
種枝だけを残しました。
下の写真の機械で切り落とした枝をチップ状にし畑に撒きました。
昼間の日照時間が長くなり、暖かい日が続くと徐々に芽が膨らみ枝の先端から芽吹きます。
また、雑草も生えてくる時期なのでトラクターに乗り除草しました。

新枝が30cm〜50cmくらいに伸びた頃、枝の誘引作業(枝の方向を決め固定する)を行います。新枝一本を丁寧にぶどう棚の針金に固定します。この時、あまり力を入れずに優しく丁寧にします。強引にすると新枝が折れてしまうからです。

下の左の写真のように誘引専用の器具で固定します。
下の右の写真は固定し終わったところです。



6月1日、巨峰の花が咲きました。
昼間の日照時間も長くなり気温も上がってきました。





また、開花の1週間前から花切りという作業をします。花房の長さを7〜8cm(15〜18段)に切り揃えます。





種なし巨峰の紹介をします。
花房の長さを4〜5cmにします。
満開時にジベレリン液(1回目25ppm)に花房を浸透させます。


梅雨入りする頃になると粒があっという間に大きくなり果房も成長してきました。
今年は実止まりが良く大きい房が揃いました。





2〜3枝に1房に摘房(数量を制限する作業)します。この作業をすると甘味が上がり美味さも増します。






この写真の奥(緑色になってる部分)が摘房したあとです。このように余分な果房を落とします。




種なし巨峰の紹介です。
1回目のジベレリン処理から10〜15日後に摘粒(粒を抜く作業)を行ってから2回目のジベレリン液(2回目25ppm)に果房を浸透させます。
6月中旬から約20日間ほど摘粒作業(粒を抜く)をします。
小さい粒や込み入った粒を切り落とし1房30〜40粒程度に摘粒します。また、病気予防のため花カスも丁寧に取り除きます。


7月、摘粒作業も終わり袋かけの作業です。
病害虫からブドウを守るため丁寧に袋をかけていきます。
家族みんなで作業しました。
いよいよ着色期になり巨峰も粒も大きくなり
色付いてきました。
左の写真は種あり巨峰
右の写真は種なし巨峰
房が大きくなり、とても甘くて美味しいブドウになりました。


種あり巨峰
濃厚な甘さとコクが自慢



種なし巨峰
一房500g以上の大房





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