フロントブレーキホースの純正取り回し復活計画♪ ステンメッシュホースで(^^ゞ


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スロントステンレスメッシュホース..数年前にストレート2本タイプのラインに換装した。純正のゴムホースよりカチッとした効き具合に満足していたのだが、純正三つ又ジョイントを使った取り回しの美しさも捨てがたく微妙に気持ちは揺れていたのだけれど、今回外装の交換&O/C装着を機会に思い切って純正ブレーキラインのステンメッシュ化を実行することにした。

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【2004年7月25日】
とにかく純正取り回し用のステンメッシュホースを作らなければならない。都合3本のホースを制作するに足りるものを入手した。良い具合にダークグレーにコーティングされたホースをGETした。しかし気が付くとホースエンドがスウェッジラインではないか..(@_@)!。これは特殊な金物を使っているのでカットした側の加工は手に負えないな(^^ゞ。どうしよう(?_?)

仕方がないので、既存のホースエンドを外して使い回しすることにした(^^ゞ。フィッティングは必要数はあるのであとはオリーブの手配が必要なる。オイルクーラーとFフェンダーとの干渉が無いように諸々同時に作業をしないといけないかも知れない(^^ゞ。...と言いつつ楽しみだったりするんだなぁ〜!(^^)!。まずはパーツが届いてから。

【2004年8月04日】

色々調べて、本日#3フィッティング用のオリーブをショップに注文してきた。デイトナが¥300円/個、プロトが¥100円/個..。その価格による違いは分からないがとりあえずプロト製を注文してきたのは言うまでもない。

【2004年8月18日】
部品が揃ったところで作業開始である。今回はオイルクーラーの装着後に続けて作業をする。


フロントタイヤを外してブレーキラインのツーウェイジョイントを装着してラインの長さと取り回しをチェックしておく。そしてメッシュホースの制作である。ラインは#3なのでサンダーでのカットも非常に楽だった。ただ、切断時のダストがホース内部に残っているとまずいので内部のお掃除もキッチリと行った。
次にフィッティングの装着だ。廻りのメッシュを芯の樹脂ホースより少し短めにカットしてオリーブが入りやすいように広げる。革の手袋をしないと指先が血だらけになってしまうので注意する。(以前の作業で学習した(^^ゞ)
そしてバンジョーを差し込んで、後はねじ込むだけ。オリーブが潰れて樹脂ホースが密着すればOKだ。バンジョー部分を挟むときはタオルや革手袋の端を噛ませないと亀裂が入ったりするので慎重に締め付ける。

フレキシブルタイプではないのでバンジョーの角度はセッティング時に最終調整をする分の余裕を残しておく。
ツーウェイジョイントに各ラインを接続する。キャリパー・マスター側のバンジョーの角度をチェックしながらホースにねじれのストレスがかからない角度で最終締め付けをする。これでラインの完成だ。
最後にブレーキフルードを充填し、エア抜きをして漏れが無いかどうか最終確認をする。今回は何処にも漏れは無かったので一安心である。暫くしたら再度のエア抜きが必要なのでその時にまたチェックしてみよう。


Fのエア抜きは以外とスムーズに行く。構造的に単純なのだろうか、エアの引っかかりも余り無い様子だ。
やはり純正のツーウェイジョイントを使った取り回しは美しい。シンプルなラインはスッキリしていて満足である。

性能的には、2本タイプよりラインの総長とフルード液量が単純に約3/4になるのでプレッシャーロスが少なくなるとは思うのだが、自分の走りでは体感することはないだろう。それよりも日頃のメンテナンスのほうがよほど重要だと思う。