院長の辛口チェック!(過去log)
皆様のご要望にお答えいたしまして、NO.30からこちらのページにて過去のコラムをご覧いただけます。
第440号(平成24年3月26日掲載) |
「迷惑電話に負けない」 春になってくると、新入社員の研修か新たな目標に向けてなのか、「営業電話」が増えて 来ますが、皆さんは困っていませんか? とくにマンション投資関係は連携があるのか関連会社かわかりませんが、次々とかけてき ます。社員同志がこっそり名簿の融通をしているのかもしれませんね。 以前は怪しい会社は非通知でかけてくることが多かったのですが、最近は堂々と通知で かけてきます。 どうにかならないかと調べたらよい方法がありました。 以下の2つの情報は確かです。うちにかけてきた番号も検索したら見事にヒットしました。 応対の仕方やや苦情の内容もほぼ同一です。 迷惑電話サーチズ http://www.meiwaku.com/ 勧誘電話110番 Neo http://tel.nm.land.to/ 対策として何度もかけてくる営業に対しては「宅建取引法第16条12ハ」に抵触する違法 行為になることを伝えればいいようです。 特に悪質、しつこいのは、不動さん関連と人材派遣関連の名乗りを上げる会社。 それらにはいくつも関連会社があるようです。 電話をかけるのが仕事でしょうが、忙しい時にかけて来られると大迷惑です。 感情的になったり、ガチャ切りすると、それを逆手にとって「なぜ切るのか?」とか言ってか け直してきたりします。 そして今度はこちらに一方的に文句を言い、向こうがガチャ切りします。 着信拒否をしても、いくつも回線を持っているから効果はなく、また携帯からかけてくること もあるからタチが悪いです。 こちらが一方的に切った仕返しで、FAXのピー音だけが流れることもあるようですね。 必ず会社名と担当者名を聞いてから、向こうの言い分に絶対に回答せず、法的なことを伝 えることが大切なようです。みなさん、負けないように! まあどんな会社であろうが、投資に興味がある人は聞いてみたらいいですが・・・・・。 この世の中、そんなに美味しい話はないはず。また美味しい話なら人にはせずに自分で 運用する方が儲かる。そう考えれば答えは決まっていますけどね・・・・・。 そうそう、悪どい「ネット掲載」のものには要注意ですよ。 地図に所在地を掲載しませんか?などという言い回しで、いかにも料金はかからないかの ような話で進めてきますが、これもまたそんなに美味しい話はないのです。 継続やメンテナンスなどに料金かさみますよ! うちは9割が紹介患者さん。ネットの地図に掲載する必要性はまったくないですね。 その分、丁寧に一生懸命に治療する。これが広告と同じ意味を持っています。 「リスク」 不条理なことや、ルールを無視する人に対して、まともな人間なら誰もが不快感を覚える。 ただ口にすると恨まれたり、それをきっかけに嫌がらせを受けたりする現代社会。 みんながおかしいと思っていることを口にすると、かなりのリスクを背負わされるのが、言 動に移せない一番の理由でしょう。 でも何も伝えなければ、そのルール無用の行為が継続され、自然と普通になってしまう。 本人たちはシメシメ・・・・・ということだ。 歯科医院があるマンションは300世帯以上ある大型マンション。 そこに「出入り業者専用駐車場」が2台あります。 明るいうちは、工事車両・引っ越し車両・宅配便の車が止まっていますが、夜間は無法状 態になっていました。 特定の車がほぼ毎日夜間駐車場代わりにしており、嫌でも目に留まっていました。 私の目に入るくらいですから、他の方々も多く気にしていたのでしょう。 先日、突然警告の張り紙がされていました。 おそらく何方かがリスクを顧みずに勇気を持って進言したのでしょう。 それにしても、私が気がついて半年余り。あまりにも無法すぎないか? この件に関して今までにも住民の人と「おかしいよね」という立ち話はしたことがある。 でも我が先陣を切ることは出来なかった。 理由は、直接的に自分に被害は被らないことだから・・・・という我儘な考え方。 いけませんねえ。でも口に出せば「怖い」「変な奴」というレッテルを張られます。 相手がまともな人間でなければ「あんたに言われる筋合いはない」と一蹴されます。 まあ長期間違法駐車をしている人ですから、まともではないですねえ。 張り紙から1週間。この件を話す住民が増えてきました。みんなの関心が集まっています。 しかしめげずに違法駐車は続いています。 ここは管理組合の手腕の見せ所。 個人としては、今後勇気を持って健全な社会生活が送れる環境を作るようにしないといけ ないでしょう。 リスクはあれどセーフティに繋がる。誰かがしないといけないことなら、自分がやればいい ことなんです。 |
第439号(平成24年3月19日掲載) |
「年金はどうなるでしょう?」 数年前のリーマンショックは国内外に多大な影響を与えましたが、AIJの損失はどんな影 響を出すのでしょうか? 民主党はこんな方法で検討を始めたということです。 AIJの損失補てんのために、厚生年金基金の公的年金部分を厚生年金で補おう・・という ことらしいですね。*17日毎日新聞朝刊 AIJに委託した厚生年金の大半は「複合型年金」(複数同業中小企業が作ったもの)で、 損失補てんのために、すでに倒産企業も出てきており、今後さらに連鎖倒産の可能性が 予測される。 よって、今ある厚生年金の積立金約110兆円から、その補てんをしようということだ。 企業年金84・人数88万人のAIJ問題が、3,440万人の厚生年金を切り崩そうという話。 こりゃ批判は集中するでしょう。 問題児のAIJは、国会の証人喚問も無視しているうえに、破たん寸前まで社長報酬年収 は10億円近かったという。 おそらく法の網目をくぐろうとした「計画破綻」ではなかろうか。 私たち歯科医師会に所属している歯科医師は、日本歯科医師年金というものに加入。 但し任意のものなので、途中解約も可能です。 昨年母の入院費・治療費がかさみ、無職の父親に負担させるわけはいかないので、これ を解約して支払いに回しました。 その時でも、リーマンショックの影響で支払額より10%近く減額での払い戻し。 今回のことは影響ないとは思いますが、一寸先は闇です。運用は怖いですね。 「温泉に行こう」 少し前に企業が調べた全国の温泉BESTを掲載しました。 今回は、観光経済新聞社が発表した「5つ星の宿」に関連した話をします。 順位はなく、各地区でリストアップされています。 北海道では、名実ともに「あかん遊久の里 雅」が評判がいいようです。 ホテルや旅館の料金はあってないようなものだと関係者が言っていました。ホテルでは 50通りくらいの料金設定があるようです。 この「あかん遊久の里 雅」、何かの手違いかでクーポンは切ってあるのに部屋はなく 宿なしになるところでしたが、さすがに超一流旅館。誰も宿泊しないような特別室を割り増 しなしで(当り前か)使わせてもらいました。絶対に泊まれないような部屋でした。 石川県の和倉温泉の有名旅館「加賀屋」。ここはうわさ通り凄いですね。 空き室があったので、これもまた割り増しなしでランクアップしてくれました。 どのアンケートでも人気投票でも常に1位を誇る旅館ですから、宿泊者の心を掴むのは 当たり前田のクラッカー!(って大半の人が知らない藤田まことのギャグ・・・・・・) 輪島のお勧めは「海遊 能登の庄」です。ここもランクインしています。 山形・上山温泉のランキングは、古窯と月岡ホテルですが、個人的には「名月荘」。 行けば分かる・・・・とだけお話ししておきましょう! 西日本山陰では、玉造や皆生温泉が有名ですが、穴場は松江しんじ湖温泉です。 その中でも「皆美館」は超お勧め。 風呂は小さく、建物も一見普通ですが、庭園の素晴らしさや接客の良さはAランクです。 頼んでおけば、幻の隠岐かにも食せるようです。 どうですか?温泉に行きたくなってきたでしょ? 日本は2008年に観光庁を発足させ、観光立国を宣言しました。 これが上手く行くためには、我々国民も国内に目を向けないといけません。 |
第438号(平成24年3月12日掲載) |
「1年経って」 昨日3月11日で東日本大震災から1年経ちました。 日本医師会から要望が出たにもかかわらず、1週間前くらいから、当時の悲惨なVTRが 流され続けている。 週刊誌のグラビアを始めテレビを含むマスコミ報道では、震災前・直後・現在と比較する ようなものをよく目にする。 「これだけ復興した」「こんなに整理された」というような見出しを付けて・・・・・・。 だが実態はそうではないような気がします。 また震災以後から「脱原発」を唱える運動が活性化している。 それは否定はしないが、それ以前にしなければいけないことを放置して、この方向ばかり 向くのはいかがなものか? ガレキ処理、街の復興を見届けてから「これからのエネルギー確保」という課題に向けて 進むべきではないのだろうか。 脱・原発運動の面々は、売名行為かええかっこしいか、新興宗教に冒されているかのよう に一途に没頭した運動をし声をあげている。 ドイツでは日本の原発事故を受けて、たった4日後には国内の半分の原発を停止し、4か 月後には脱・原発を宣言した。 日本国の首相は何も動いてはいないので、反原発主義者や団体が声を上げるのだと思 われる。 元阪神の江本投手が「ベンチがアホやから野球が出来ん」といってグローブを投げつけた が、今の日本は同じような状況。 首相がはっきりと宣言すれば、反対運動は起きようもなく、復興への集中投球が出来る はずだ。 うなぎ政治は泥臭いだけで味はしない。 最近テレビを見ていて、野田首相とダチョウ倶楽部の上島竜平の区別がつかない。 上島のネタである「聞いてないよ〜」というフレーズも同じような感覚。 首相の場合は、聞いていないより「動いていないよ〜」という方が強い。 もしも・・・・私が首相なら、 全都道府県(沖縄を除く)にガレキ受け入れを通達。 拒否した都道府県には、地方交付金を減額し、受け入れるところにその分を回す。 受け入れのところには、さらにプラスアルファとして何某かの協力金を出します。 このくらいやらないと、真の絆とは言えません。 「歯周病」 今までの考え方は、所謂不治の病、罹ってしまえば仕方ない・・・・という考え方。 それをどうにかするために、歯科医院で歯周外科処置を行うというのが通例。 昨今はインプラントの危険性や歯科治療の不信感が多く、「手術」ということに抵抗がある のは当然の話である。 ではどうやって対処すべきか? 歯周病基本対策は、ブラッシング・歯石除去・歯牙研磨の3本立て。 これらに加えて、近年非常に謳われているのが「TCH=上下の歯をつける癖」の予防。 歯周病の巣窟となる歯周ポケットは、上下の歯が噛み合うことにより増大します。 よってこれを最小限に防ぐのが第一歩となります。 力仕事をしている人だけではなく、PC作業中や仕事に熱中するときも上下の歯は触れて おり、圧がかかっています。 日常簡単にできることですから、意識をして上下の歯をリラックスさせるように努めてみて くださいね。 そしてブラッシングでも、歯科医院で教えてくれる各種方法はどう考えても難しい。 私、当歯科医院で推奨している「つまようじ法」これに勝るものはないと思います。 つまようじ法は、指定の歯ブラシが一番効果は出ますが、持っていない場合でも方法だけ 覚えていれば、いつでもどこでも手軽に出来ます。 「お口の健康ネットワーク」を覗いてみて下さい。あなたの近隣にもやっている歯科医院は あると思います。http://www.oral-health-network.jp/ 歯周外科手術なしで、かなりの効果をあげている方法ですから、試してみて損はないと 思いますよ! |
第437号(平成24年3月5日掲載) |
「絆は・・・もうない!」 被災地で生じたガレキの受け入れでかなり揉めている。 先週のこのブログでも書きましたが、日本の絆とはこんなものか? 全都道府県の中、受け入れを表明しているのは、北海道・青森・秋田・岩手・山形の東北 を始め、あとは東京のみ。 まあ東京は発電で頼っていた原発が原因だから当たり前の話。 これで東京が拒否しようと言えばとんでもない話になるので、良識に一安心。 今後の受け入れを表明したのは、関東では埼玉・神奈川・静岡と山梨の一部。 他の地域は、京都・奈良と大阪の一部だけという情けない状況。 「絆」はどんな意味で使っているのでしょう? 「頑張れ東北 日本は一つ」ってどういう意味かわかっているのでしょうか? 受け入れを拒否する輩に、Tシャツを着たり、反原発運動をしている人は多くいる。 この現状を、山本太郎はどういう見解を出すのか?ガレキはどこへ?是非聞いてみたい。 米軍基地問題で揺れている沖縄は、知事が前向きな姿勢を見せ検討に入るらしい。 私の見解としては、これ以上沖縄には負担はかけるべきではない。もう十分です。 基地問題がある限りは、日本にこれ以上の貢献はしなくていいです・・・・・。 他の県の首長さんは何をしているのか? 寄付や義援金を集めればそれで終わりなのか? 今日まで、被災を受けたときに助けて貰っていた新潟や、原爆でも全国から支援をして もらってきた広島・長崎は? 野田首相はもっと首相らしい態度で積極的にこの問題に取り組まないといけない。 沖縄の仲井真知事でさえ「早急に検討」と言っています。 他の知事は「放射能が・・・・」とか「地域住民が・・・・」とかいう言い訳に終始。 この国は終えています。被災直後の熱い気持ちはどこへ行ったのか? 再度、声を大にして言いたい。 「ガレキは全国すべての都道府県で、平等に受け入れること。どう処理して、どこへ 使うのかは、各自治体で検討。これが日本の 本当の絆 です。」 *別掲* 野田首相と谷垣代表が会ったとか会わないとかで揉めています。 別にどうでもいいのではないでしょうか?こんなことに時間を使わない! 谷垣代表は「菅さんが辞めたら、全力で協力する」と公言していました。 話し合って何か悪いことがあるのか? 「物事の受け止め方」 同じ環境下にあっても、運が良い人と運が悪い人がいます。 この差は受け止め方によるのもです。 私は毎朝、テレビの今日の運勢を見ます。 ここで悪い運気、特に12星座中最下位の日にどう考えるかということです。 悪い運勢だからネガティブになる人と、指摘されたところを注意して一日を過ごそうという ポジティブな人に分かれるのです。 初対面で見かけの悪い人と接した時、「この人嫌だなあ」と最初から距離を置こうとするか 「少し付き合えば、いい人かも」という考え方に分かれます。 私は基本、評判の悪い人と初めて接したときでもオープンを基本とします。 噂は当てにはならない。先入観は不用。 自分で接してみて、やはりつまらん!と思ったら、噂通りか・・・と納得し、結構信念を持っ てしっかりした人物なら、やはり付き合わないとわからないと判断です。 よく目上の人が「お前みたいなやつは知らん!」とか言いますが、これはシメシメ。。。。 私なら、知らんと思うような奴には声もかけませんし、わざわざ宣言しません。 宣言するということは、良きにも悪しきにも存在を認知したということ。 また「運命」は変えられるが、「宿命」は変えられない。これは基本です。 ただ物事の受け止め方は、本人の意識次第でどうにでも転びます。 どんなに悪い事象に遭遇しても、卑屈にならず、落ち込まず、これより悪いことは起きない から、これからどうしようか?と考えて生きていきたいものです。 |