院長の辛口チェック!(過去log)
皆様のご要望にお答えいたしまして、NO.30からこちらのページにて過去のコラムをご覧いただけます。
第275号(平成20年12月22日掲載) |
「ちょいデブ」 最近は会う人、会う人みなさんから「太ってない?」と声をかけられます。 身長174cm・体重68キロなんですが、2年前にラグビーのレフリーを引退するまでは10年間 65〜66キロを維持していました。 あれだけ過激なことをしていたので、引退後は少しは太って当たり前ですが、「痩せた人」という 印象が強いのでしょうねえ。ちょっとげんなりです。 ただ、医学的な見地からものを言わせてもらえば、メタボの基準はBMI値で25以上が肥満と言わ れていますので、私はセーフですよ! 私はBMI値22.5で普通体重のちょうどど真ん中。まかり間違っても肥満には入りません。 米国の85年の発表では、BMI値が高いほど長生きだという報告もあり、また日本でも05年に死亡 率が最も低かったのはBMI値24〜26で、肥満とされる25以上の人も含まれるという発表がある。 結局はメタボ、メタボと厚生労働省に踊らされすぎではないだろうか。 それに併せてスポーツジムや健康食品会社などの肥満・メタボ業界は大盛況で、7兆円市場とも 言われている。 ちょいデブ・・・・、何といわれようが残り短い人生を楽しみながら、食べて飲んでいきましょう! 「人の上に立つひと」 人の上に立つ人は、選挙かなにかで選ばれるか経験上押し出されてポストに付くか、大体どちらか に分かれると思う。 選挙形式で選ばれた場合は、それなりの主義・主張もあり、みんなの代表であるので現在の民主 主義世界では当たり前のことである。 一方、ボランティアや団体などで「古くからいるから」とか「経験が長いから」で選ばれた場合には、 結構物議を醸し出すことになる。 またそういう人に限って永年政権を続けてしまうようだが、選挙で決まったわけではないため肩を 叩くわけにもいかず、本人の辞任までそのままである。 そのうちに癒着や偏った考え方などが定着し、良い方向には進まないことが多い。 我が国民は肩書きや名誉に拘る人も多く、PTA会長・町内会長・団体代表・同窓会・・・などなど 沢山の役職を抱きこんだ人多いですね。皆さんの周りにもおられるのではないでしょうか。 ただ沢山抱え込むだけで、機能としてはそんなに裁けているわけではないというのが実情。 ものがものだけに任期を決めて偏らない方法でことを進めていかなければいけません。 私をはじめみなさんもご一考下さい。 |
第274号(平成20年12月15日掲載) |
「コンビニの流行」 以前コンビニの店員が「よろしかったでしょうか」とか「・・・・の方」とかいう言葉使いをするという 嘆きを書きました。 ただそれ以降その文法を無視した言葉は流行り続け、今やアナウンサーでさえ使っている。 最近目に付くコンビニ店員の言動は?・・・・・みなさん気づきますか? おつりを渡す際に、男女を問わず手を包み込むように下から手を添えて、上からも同じように私の 手が挟み込まれるように渡される。こんな場面に遭遇しませんか? これを若い女性店員にされると、47歳のおじちゃんにとってとってもドッキとしてしまいます。 接客マニュアルにあるのだろうか?ただ過剰すぎるサービスに快くは受け入れられない。 ましてや目を合わせることもなく、淡々と手を挟み込まれる行為に違和感を感じる。 客は客で、渡されたレジシートを「いりません」とも「結構です」とも言わず放り投げたり、無視したり する。次の客もそのレジシートを払いのけ、自分の商品を置く。 店員もお客もみんな一言かければスッキリすることであるが、どうも気になってしまう。 おいちゃんが快く生きていける空間が段々と無くなっていくなあ・・・・・。 「今年を振り返って 政治家編」 今年は忙しい年でしたね。 首相は次々と変わるし、何とも掴みどころがない国政でした。 1万2000円を配る話はどうなるのでしょうか?麻生総理の思い付きでしょうが、国民全体に配る という上から目線がどうもいただけません。 所詮はわたし達が払った税金なのですから、配るという表現より「お返しします」ではないのか。 配るという表現をするのであれば、議員が身銭を切って払うべきである。(まあ議員の給与も我々 の血税なんですが・・・・・。) そうなら首相へも国会議員へも感謝の念を忘れずに、ありがたく使わせていただけると思います。 *話はそれますが、ちなみに定額給付金を中止して「新型インフルエンザ」対策に充てる方が 国家のためになる、有意義な使われ方だと思います* 六カ国協議なるものも行われましたが、核と人間のどちらが大切なのか、ポイントをずらさずにどこ に置くのかをよく考えれば答えは一つしかない。であるのに・・・・・。 核の問題でお茶を濁されて、肝心な拉致の問題を諦めたかのような状況。 人権は核に脅かされるものではないことは明白である。頼む!! 海に囲まれて資源に乏しい日本。石油も食料も海外依存しているが、唯一誇れるのは「人間」と いうかけがえのない資源です。 金が中心で動く日本ではなく、本質を捉えていきたいですね。 我々は根本的に貧しさには耐えられえる生活をしてきました。ただ卑しさに頼るような生活はゴメン です。来年は納得のいく政策と方針ですばらしき日本が戻ってくることを祈ります。 |
第273号(平成20年12月8日掲載) |
「本当のボランティアとは 前編」 少し前のテレビで、発展途上国に小学校を建設しようということで、芸能人によるチャリティ・オー クションの番組があり、予想をはるかに上回る売り上げを涙ながらに放送していた。 視聴された方で、番組に感動して熱くなられた方もおられたと思います。 さて穿ったものの捉えかたをすると言われても仕方がないですが、これは本当のボランティアに なるのだろうか?と私は考えさせられました。 まずは、海外でなくても国内にも厳しい財政上、支援を必要としている学校はあるのではないか。 どうして海外に目を向けるのか?・・・・番組上のアピールがし易いからではないでしょうか。 また芸能人の描いた絵や作品をセリにかけましたが、テレビ局は一銭も出してはいない。 番組を利用していかにも良いことをしている・・・というスタイルですが、「うちのテレビ局は今回の 企画に1,000万円出します。これでは足りないので芸能人の方の作品をオークションします」と 訴えるのが筋ではないかと見ていて思いました。 場の雰囲気で予想をはるかに上回り、念願の小学校は建てられました。 この小学校はこの後どうなるのでしょうか?メンテナンスは局が責任を持つのか?維持費用は どうするのだろうか?などなどいろんなことを考えてしまいました。 安易に一般人を扇動してこれでいいものか、何でもボランティアという言葉で片付けていいもの か・・・・・昨今この手のものが多く目に付き、すっきりとはしない。 「マリー・アントワネットはどこにでもいる」 不況・不況と叫ばれているが、高い水準で生活してきた人たちは簡単にはそのレベルを落とせな いでいるようである。 題目のマリー・アントワネットとは、フランスの大飢饉の際に貧しさであえぐ農民を前にして「食料が ない?パンが手に入らないのであれば、ケーキを食べればいいじゃないの?」と平気でのたまった 贅沢三昧の王妃のことである。 先日からテレビを賑わせている米国の社長さんもそうである。1億円以上の自家用飛行機で乗り 込み、政府の公的資金の注入願いをしたあの人たち。 それで批判を浴びたら、次の会合にはハイブリッドカーを自ら運転してアピール。 但し帰りは運転手付き高級車のキャディラックでお帰りとか。 わが国の首相も非難に告ぐ非難を浴びながら、金銭感覚は麻痺している。 我々歯科医師は業界史上最悪の状況であり、みな異口同音に「生活が苦しい。患者が来ない。」 と嘆いている。 ところがこれもマリー・アントワネットだ。そうは言いながらもゴルフには高級車で行き、高級クラブ に出入りしていると聞く。 学会へ行っても高級ホテルに泊まっているようだ。我々のようにスーパーホテルを常用し、少し高 いとこにしようといってもワシントンが精一杯。 高いとこに泊まる見栄を張るより、その差額の一部で焼き鳥を食べたくなる。 有意義で身の程を弁えた生活を送るべきである。 あなたの周りにも「マリー・アントワネット」はいませんか? |
第272号(平成20年12月1日掲載) |
「第6回ほんだ歯科提携クリニック総会」 本田俊一会長から口臭外来のノウハウを学び、認定を受けたものの中から会長のバックアップ の下連携を取っていこうとする「提携医院」の集まりをEBAC(excellent breath alliannce clinic) という。 日々進歩する医学界、口臭界の最先端を進むために年1回の研修が義務付けられている。 北は北海道から南は沖縄まで300名近い歯科医師が一堂に会する。 ただ行けばいいというような研修ではなく、遅刻不可・早退不可・座席指定というかなり縛りの 厳しい研修会である。 土曜も懇親会後に幹部会≠ェあり、2時間ほど討論。今後の運営や規約の充実のため激しい ものとなる。 結果会長から「今の内容を明日発表できるようにしといて」の一言を頂き終了。 折角宿泊が難波であるのに、朝4時まで修正に費やしました。 2時間仮眠して6時に起きて競馬の予想・投票をして出発。(ハードな生活に神が君臨してきまし た。ついでにジャンボ宝くじも当たればいいなあ) 総会開始早々にみなの前で説明をして一息つこうと思いきや、役員選挙の開票作業。 う〜ん、充実した1日でした。 帰路をともにした、広島の衛ちゃん。頑張ろうな! 濱田先生・ヒカル先生もお疲れ様でした。明日から12月。師走を突っ走ろう!!! |