立川崖線とは、古富士の火山活動により堆積した立川ローム層が基盤となって出来た立川段丘面を多摩川やその支流の河川が浸食して出来た崖です。
植生は、ケヤキやムクノキ、エノキといったニレ科の植物を主体とし、シラカシ等の常緑樹が混じる混合林です。また、湧水も豊富で立川ローム層とその下層の切れ目から流出しています。
「立川市富士見緑地(立川市富士見町3丁目)」や「立川公園(立川市柴崎町4丁目、錦町6丁目)」は、立川崖線上にあり自然豊かな緑地として立川市や市民活動団体、近隣住民の善意によって守られております。
まずは此処の美しい自然をごらんになってください。
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しかし近年心無い人によって、此処にごみが投棄され、訪れた人に大変不快感を与えております。
特に農業試験場から立川市歴史民俗資料館に通じる木陰の道に車を止めて、コンビニで買ってきた弁当を食べ残りをそこに投げ捨てたり、テレビや冷蔵庫、洗濯機、時には応接セットまで崖下へ捨てていく有様です。
投げ捨てた人の家の前にこのようなごみが捨てられたら、きっと腹を立てられることでしょう。
ここは近隣住民の憩いの場であり、立川市民全体の大切な緑地です。
是非ごみを捨てないようにご協力をお願いいたします。
5月30日、私たちは立川市や立川崖線を守る会、学校の生徒、近隣住民の方と協同で、「クリーンアップ立川崖線」を実施しました。
場所は、富士見緑地付近(富士見高架から歴史民俗資料館まで)と立川公園との二手に分かれました。
参加人数は合わせて40人、集積したごみは、45リッター入りのゴミ袋40袋でした。
富士見緑地は、立川崖線を守る会が定期的に(毎月第1土曜日、第3日曜日のいずれも午前10時から)保全活動を行っております。
協力できる方は、いっしょに汗を流しませんか。
立川公園は未だ組織化されておりませんが、立川かんきょう市民の会の山岸さんや横幕さん、森田さんが、毎月一回清掃活動自然観察などを行っています。
活動日は参加してくれている近隣の方々、立川市立7小の子供たちと相談して翌月の活動日を決めています。
是非ご協力ください。
5月30日富士見緑地の清掃スナップ
10月16日 立川公園清掃活動スナップ
参加者からの手紙
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立川公園の清掃活動に参加している立川市立第7小学校3年生と
2年生の姉妹が活動に参加した感想文を山岸リーダに送ってくれました。
とても良い作文でしたので掲載しました。
2年生の作文は後日掲載いたします