工場でのアクションシーは、まるで曲芸!?!何度見ても笑えます。
1989年 | ゴールデンハーベスト作品 |
監督、脚本、スタントコーディネーター、主演 | ジャッキー・チェン |
共演 | アニタ・ムイ、グロリア・イップ、ビリー・イップ、他 |
香港電影金像奨ベスト・アクション・デザイン賞 | ジャッキー・チェン・スタントマン・チーム |
香港金像奨最優秀男優賞候補・・・・・・・・・・・・ | ジャッキー・チェン |
香港金像奨最優秀編集賞・・・・・・・・・・・・・・・・ | チャン・ユーチュン |
香港金像奨最優秀・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | エディー・マ |
1930年代のお話。ジャッキーには珍しい、ショートのオールバックのヘアースタイルで、ギャングの新米ボスに扮し、名女優アニタ・ムイと見せる息の合った演技や、本物志向のジャッキーが集めた懐かしい車たちも見ものです。ジャッキー念願のリメイク作品、(「ポケットいっぱいの幸福」フランク・キャプラ作「一日だけの淑女」リメーク作品)ストーリーや、コレオグラフィー、キャメラワーク、音楽、などジャッキーらしさがめいっぱい詰まっています。 豪華なクラブのショーのシーンなど、当時、香港中の撮影機材を集めて取ったために他の撮影が一時ストップした事もあったほどの力のこもった作品。 スティディーカムを、ジャッキー本人も使って撮ったトラックショットなど、他の作品とは一味違ったキャメラアングルやショット、歌と踊りの入ったオシャレな映画です。ジャッキーのハードな格闘系のアクションを見たいと思ったら、コレはお勧めではないのかもしれません。(格闘系アクションなら、「スパルタンX」が一押し!)でも、私はこの作品のアクションシーンが大好き!スタントマンチームとジャッキーが見せる喫茶店での、階段、テーブル、椅子、扉などを使った息の合ったリズミカルで流れるような殺陣。工場で繰り広げられる、ユーモアたっぷりの軽業師のようなアクションには、何度見ても見とれて大笑いしてしまいます。日々のあわただしさに疲れた時、是非お薦めです! |