ピアノ協奏曲
(ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23)

「砂の器」の第1回で、和賀がコンサートで演奏していた曲です。
この時の演奏されたのは、第3楽章の終わりの部分ですが
もっとも有名なのは、第1楽章の冒頭だと思います。
ちなみに&Gが「うたばん」に出演したときには
登場の際、この曲の第1楽章の冒頭が流れました。

この曲は、やはり私自身も好きな協奏曲の一つです。
多分、1番最初に買った協奏曲だったと思います。
クラシックに興味がないころでも、冒頭のメロディーだけは
耳にしたことがありました。自分でレコードを買って最初は1楽章ばかり
聞いていましたが、だんだんに他の楽章を聞くようになりました。
今はどちらかというと、1楽章より3楽章の方が好きかも…

チャイコフスキーは3曲のピアノ協奏曲を作曲していますが
2番、3番はほとんど演奏されることはありません。
(興味があれば輸入CDなどで、2番、3番が手に入ります)
重厚さと華やかさを持ったこの曲は、数多いクラシック音楽の中でも
人気のある曲だと思います。1874年の作曲、1875年に
指揮者として有名なハンス・フォン・ビューローによって
ボストンで初演されました。初演までには、友人であり、この曲を
献呈しようと思っていたニコライ・ルビンシテインに酷評され
献呈をやめるなどのエピソードもありました。



第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ・エ・モルト・マエストーソ
第2楽章 アンダンティーノ・センプリーチェ
第3楽章 アレグロ・コン・フォコ




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