第1節(terutaka 11月24日作) 逢いたい! けど逢えない!
男は 鎖に繋がれた猛犬
鎖を切りたい 山のように 心が燃える
春! 吹き出る若芽が 肉体の中で 萌えたぎる
秋! 深まると 真っ赤に紅葉
もし逢ったら 青い犬が 真っ赤な獣に・・・
血を垂らしながら 足の先まで 食べつくす
クサリ! くさり! 鎖! 沢山の鎖!
逢いたい! けど逢えない
第2節(dream_a様 12月20日作)
唇から紅い微笑みが漏れ
ふっくら柔らかい手が・・・
鎖に伸びてくる
できることなら 我を忘れて
身を震わせて 自由を手にしたい
※第1節の続きをお願いしたところdream_a様が作って下さいました。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/6782/
第3節(terutaka
12月20日作)
唇からの 赤い微笑が
鮮烈な 大人のエロスを想像させ 迫ってくる
繋がれた猛犬の眼が 充血を始める
身体の中で燃えたぎる血が 嵐となって天空へと舞い上がる
心でサウンドが 激しく鳴り身を震わせ
咲き誇る真っ赤な唇めがけて 飛びかかる

鎖! 鎖! 鎖! 沢山の鎖!
鎖も首も 千切れよとばかり引っ張り 暴れる
悲しい遠吼えと 最後の一本の鎖を残し ぱったり倒れ 動かなくなった
コメント:※妻子、兄弟、会社、地域など沢山の鎖に繋がれて皆生きている。
最近のニュースを見ると、目の前のご馳走を食べる為に簡単に鎖を切る人が増えたように思う。
鎖を付け忘れられて思うがまま育った親の責任なのか?犯罪の低年齢化も目立つ!
大人の男だって性には弱い! 最後の一本の鎖は妻を想像し、妻を大切に思う強い気持ちと
男の浮気心の激しさを対比させ、男のロマンを表現したかったのですが・・・?
これって自分のことでは? 鎖って自分を守ってくれるものでもあるよね。
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