友の恋人
静寂の中、 心臓の鼓動のみ響く
何かを予感させ 言葉も出ず、小刻みに身体が震える 動かない顔、 動けない身体
瞳が話かけ 互いに瞳の奥を探りあい
心の葛藤から 魂の居場所を探りはじめる みつめ合う瞳が 心を知り そ〜と抱き合う
愁いを帯びた瞳から 熱い想いの涙の雫
震える小指で、愛しい涙を そ〜となぞる! 震える指を 胸に 抱きしめ
友との友情が、駆け巡る
涙の雫を唇で そ〜と はさみ
優しく やさしく、そ〜と、吸い取る
2003.03.24日 terutaka作