愛と死の相関




                      恋は理由もなく 突然訪れ

                        すべてを飲み込んで行く

                        気持ちが急激に 浮揚を始め

                        その瞬間から 周囲が見えず

                        相手のこと以外、 目に入らない    
                             

                        
 
 
                     炎の消し方も 知らぬまま 

                     自然に大人の恋の入り口へ導かれ  

                     誰にも話せぬ事を分かち合い  

                     激しく消耗しながら 落ちて行く
                        
                     その時点から、顔が見えないだけで

                     切なく苦しく 胸の痛みが増幅

                     恋の奥底の苦しみを知り尽くした時

                     愛とは! 愛と死の狭間で 相手の為に

                     命を懸けて力を使い果たすことだと知る



                           
                 

                  写真は愛と死を想像し作成したものです


     
                  
     


    
許されぬ恋は 切なさと苦しさがが増し

  最後には死を望み、究極の愛だと信じ

  死んでも一緒と天国への階段を登る。

  一説によると、どちらかが生き残ると、

  2度と死を実行する事は少ないと云う。

  相手が死に 残った片方は再び幸せな

  長い人生を送る。 

   しかも、私が本当に幸せになる事を

  相手も望んでいるはずと、勝手な事を

  云いながら・・・     


 




愛と死の相関!

  死こそ、本当に究極の愛だろうか?

  私達は結婚できなかったが、お互いに

  良き良縁に恵まれ、今も幸せな人生を

  過ごしている。   年取った今でも

  相手に感謝しながら、若き日を思い出し

  豊かに燃えた青春の記憶を楽しんでいる
 
            2015.10.03日作