押し花
押し花が出てきた 学生時代 友に もらったもので 当時は色艶があり 繊細で美麗 心を込めて作られた事を 伺わせるものであった。 彼女の気持ちと 一緒に 大切に保存していたものだが 押し花の花びらが 一部分 ちぎれ離れていた 想い出も 一緒に ちぎられたような寂しさ 手の平に そ〜っと並べ つなぎ併せていく 戻る事のない青春を 取り戻すかのように・・・