小鳥が植えた柿
![]() 生垣の根が張って、自分の居所が無く太れないのか? 太陽を求めて早く背伸びしたのか?ひょろひょろして身体を生垣に預けてる。 それでも数個の小粒な実をつけ、 自分の存在を主張し、自分の命を燃やし続けてる 赤く熟れた実を食べると、甘柿であるがやっぱり渋い!
この柿の木はいろんなもので守られている 寒さが増し、葉っぱも落ちて裸の柿だけが目立つ 冬の寒さも生垣が守ってくれるだろう。
来年は樹が太くなり、生垣に頼らず生きて行けるだろう! 柿のついた小枝にハサミを入れ、 テレビの上の、一輪差しに活けてやる
私の心をなごませてくれ、柿の喜びまでが伝わってくる。 植物、動物、人、自然が、ともに響きあうことで 生の喜びが、大きな喜びとなった瞬間でもある。 今年も幸せな一年だった。 |