君のいない世界

            
君がいないだけで
色を失っていった

堕落に身を任せて
時間の空白をもてあます
君が今ここにいないだけなのに
このやるせなさは何?

鮮やかな日々を懐かしんで
心の空虚を埋めようとした
君がそばにいないだけなのに
このもどかしさは何故?

そう・・・
あの頃はいつだって
虹の七色に目を輝かせ
深き海の蒼に身を沈めて
街の喧騒に紛れながら
様々な色合いの中で
そうやって二人で過ごしていることが
ごく当たり前の日常だと
思っていたけれど

いつしか喪失感が胸をしめつけた
ただ今は
君の色彩だけが恋しいよ

君のいない
モノクロの世界に堕ちていく


          by Hapinas

                                     Hapinas様作
                                    
                        

      



    Terutaka         


一人で寂しいって? 

そんな事 云うなよ。 

いつも一緒だろ
  






                             
風花舞う 季節に出会い

サクラの花ビラの下で 恋に落ち  

夏は海外旅行したね

ホワイト サンドビーチのクルージングの夜

船上でのダンスパーティー 踊り明かしたじゃん。
   

  

         真夜中に 海辺の散歩もしたね

         優しい月の光りの下での抱擁

         憶えてるだろう。
    



セントラルパークでは 

木陰で チェスもやった

君は僕のクイーンなんだよ。


一人で寂しいって? 

一週間位で そんな事云うなよ

仕事だから しょうがないじゃん
 
心はいつも一緒だよ

甘ちゃんだね ほんま・・・  

     2006.09.20 terutaka