あの季節を駆け抜けて この季節に思いを巡らす あの夏に巡り会った貴方に この夏に会いたかった 夢のようなひと時が過ぎて 日常へと戻される 私は貴方をひきとめられない 貴方は私の目も見ないで 記憶の欠片が 胸につきさされば 取り残されたように ため息をつく 風景はあざやかさを失って モノクロの世界のようで 光の射し込む場所を ただ探し続けていた 夏の始まりに 貴方はただ 背中でさよならを告げていた気がして 夏の終わりに 私はただ すべてを受け入れられずにいる こんなに貴方に会いたいのに・・・ by Hapinas Hapinas様作 ![]() コメント:ひと夏の恋が駆け抜ければ,手元に残るのは記憶の欠片と愛おしさ。 |
Photo by となりの海は蒼かった![]() ![]()
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